NaITOの立会外分売分析

銘柄名 7624】 NaITO
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 スタンダード市場の上場維持基準適合に向け、流通株式比率の改善を目的として、当社株式の立会外分売を行うものであります。

スケジュール

発表日 2024/02/13 (火)
予定期間 2024/02/20 (火) ~ 2024/02/22 (木)
実施日 2024/02/20 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 145 円
分売枚数 46,000 枚 前日終値 142 円
申込上限 100 枚 分売価格 137 円
PER 19.74 倍 割引率 -3.52 %
PBR 1.80 倍 発表日比 -5.52 %

株式情報

発行済株数 54,789,510 株 時価総額 7,506 百万円
浮動株数 - 株 浮動株総額 - 百万円
分売株数 2,200,000 株 分売総額 301 百万円
前日出来高 150,200 株 出来高/分売数 6.83 %
対株式数比 4.02 % 浮動株比率 - %
対浮動株比 - %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は1,000枚、出来高300枚程度と流動性は高い。

2023年2月に続き1年ぶり3回目の分売実施となっている。

前回に引き続いて流通株式比率を満たすための分売となっていおり、MOLDINOからの売却は前回で完了している。

現状で流通株式比率は21.1%と4%程度不足しているところ、今回の分売にてスタンダード市場の上場維持基準は満たす。

今期業績は物流センター移転一時費用の計上により売上高+7%、営業利益-10%と反落を見込む。

年間配当は4円で利回りは2.9%ほど。株主優待はない。

PER15.0倍、PBR0.59倍の株価水準は市場平均並み。

株価はここ数年は低空飛行のバーコード銘柄であり、世間の株高にもまったく流されずに150円以下で取引されている。

前回は辛うじて僅かな利益の出る展開となったが、株数が更に増えていることを踏まえると寄りは+1-2円の展開か。

特段の保有するメリットもなく参加するだけ時間の無駄になりそうなため見送りでも十分ではないかと思われる。

2/19追記:

大引けはアップティックで引けており、買いの141円もほとんどないことを踏まえると実質的な割引率は2.5%か。

前回よりも株数は増加しているにも関わらず、むしろ流動性は低下しており捌ききれるかどうか微妙なところ。

仮に利益が出たっとしても1-2円がいいところであり、あえて参加するメリットも低いため見送りでいいのではないか。

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