サンリンの立会外分売分析

銘柄名 7486】 サンリン
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況改善および流動性向上を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2024/02/08 (木)
予定期間 2024/02/19 (月) ~ 2024/02/21 (水)
実施日 2024/02/19 (月)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 723 円
分売枚数 2,200 枚 前日終値 715 円
申込上限 20 枚 分売価格 694 円
PER 106.54 倍 割引率 -2.94 %
PBR 0.53 倍 発表日比 -4.01 %

株式情報

発行済株数 12,300,000 株 時価総額 8,536 百万円
浮動株数 787,200 株 浮動株総額 546 百万円
分売株数 100,000 株 分売総額 69 百万円
前日出来高 2,400 株 出来高/分売数 2.40 %
対株式数比 0.81 % 浮動株比率 6.40 %
対浮動株比 12.70 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は50枚、出来高20枚程度と流動性に乏しい。

業種的に取引先などの事業会社が大株主に多く、例によって3月期末にかけての持ち合い株式処分の一環と思われる。

4Q偏重型の業績のため単純比較はできないが、3Q時点の前期比では増益で着地しているため会社計画は概ね順調そう。

年間配当は22円で利回りは3.2%ほど。株主優待はない。

PER10.7倍、PBR0.45倍の株価水準はやや割安感がある。

株価はとにかく安定感があり、10年長期チャートで見ても700±100円くらいの値幅しかないのは驚きである。

正直これといった特色のない地方の燃料商社であり、業績面もいまひとつでさほど高配当でもなく投資妙味は薄い。

流動性も低く板もさほど厚くないため、発行済株式の1%足らずの分売数量でさえ捌き切るには厳しそうな感じがする。

3月期末一括配当であるため放置すれば戻そうしだが、リスクを取って参加するメリットもあまりないと思われる。

2/16追記:

流動性はまったく改善しておらず、株価もほとんど調整していないため700円割れでも値ごろ感はほとんどない。

大引けもアップティックでの値決めとなっているため買い板ベースでの実質的な割引率は1.5%と魅力に欠ける。

ザラバ中に分売価格以下でも買える局面はいくらでもありそうなため、あえて分売に参加するメリットはほぼない。

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