アイ・ケイ・ケイホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【2198】 アイ・ケイ・ケイホールディングス |
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市場 | 東証プライム |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 分売人より一定数量の売却意向があり、かつ当社としても、株式の分布状況の改善および流動性向上を図り、流通株式時価総額の拡大によりプライム市場の上場維持基準への適合を実現するものです |
スケジュール
発表日 | 2023/12/11 (月) |
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予定期間 | 2023/12/19 (火) ~ 2023/12/22 (金) |
実施日 | 2023/12/19 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 666 円 |
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分売枚数 | 22,900 枚 | 前日終値 | 625 円 |
申込上限 | 50 枚 | 分売価格 | 607 円 |
PER | 14.95 倍 | 割引率 | -2.88 % |
PBR | 1.78 倍 | 発表日比 | -8.86 % |
株式情報
発行済株数 | 29,956,800 株 | 時価総額 | 18,184 百万円 |
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浮動株数 | 6,440,712 株 | 浮動株総額 | 3,910 百万円 |
分売株数 | 1,494,000 株 | 分売総額 | 907 百万円 |
前日出来高 | 1,417,500 株 | 出来高/分売数 | 94.88 % |
対株式数比 | 4.99 % | 浮動株比率 | 21.50 % |
対浮動株比 | 23.20 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに1,000枚近くと流動性は非常に高い。 2023年4月に続いて半年ぶり6回目の分売となっている。 2022年10月末時点の流通株式比率に前回分売分を加算しても50%に満たないため、現状時価総額200億足らずでは上場維持基準である流通株式時価総額100億円には届いていない。 今回分売で大胆に5%近く売却するわけだが、この手は往々にしてそれ以上に株価が下落して無駄になることが多い。 今期業績は売上高+6%、営業利益+9%と増益を見込む。 年間配当は24円で利回りは4.0%ほど。株主優待は4月権利で自社特選品(菓子)または自社特選ギフトの設定がある。 PER12.6倍、PBR1.78倍の株価は市場平均並み。 株価は600-750円の比較的狭いレンジで取引されており、1日の値動きも上限1%くらいずつしかなく安定感がある。 貸借銘柄ではあるが発行済株式の5%近くで10億円規模となるとさすがにある程度の上値は重くなるかもしれない。 それなりに好調だった前回の株数の1.5倍にもなるので一定のヘッジを入れての参加が無難となりそう。 今度こそこちらが今年最後を締めくくるには相応しい獲得しやすい案件となるためぜひ参加しておきたい。 12/18追記: 発表日よりやや売り込まれており、分売価格は過去4ヶ月間の安値以下と一定の値ごろ感がある。 流動性も十分に向上して一定の空売りは入っているためとりあえずは前回同様に安定した利益は見込めるだろう。 配当利回りも4%ラインに接近ということで下値では実需買いが期待できてリスクは限定的で参加しやすい。 ただこの株価故に値幅では大して期待できないためどれだけ配分を集められるかということになりそう。 |