アール・エス・シーの立会外分売分析
銘柄名 | 【4664】 アール・エス・シー |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 株主からの売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることを目的として実施するものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2023/12/05 (火) |
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予定期間 | 2023/12/12 (火) ~ 2023/12/15 (金) |
実施日 | 2023/12/12 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 718 円 |
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分売枚数 | 1,400 枚 | 前日終値 | 685 円 |
申込上限 | 20 枚 | 分売価格 | 664 円 |
PER | 49.70 倍 | 割引率 | -3.07 % |
PBR | 0.92 倍 | 発表日比 | -7.52 % |
株式情報
発行済株数 | 2,940,000 株 | 時価総額 | 1,952 百万円 |
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浮動株数 | 673,260 株 | 浮動株総額 | 447 百万円 |
分売株数 | 60,000 株 | 分売総額 | 40 百万円 |
前日出来高 | 58,900 株 | 出来高/分売数 | 98.17 % |
対株式数比 | 2.04 % | 浮動株比率 | 22.90 % |
対浮動株比 | 8.91 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。 2023年3月末現在の流通株式時価総額は7億円足らずと、直近株価で計算をしても上場維持基準の10億円に満たない。 元から時価総額は20億円足らずしかないのに取引先などの持ち合いが多いためなかなか達成できない状況となっている。 今回の分売で2%足らず充足したところで大して意味はなく、優待新設なり株価対策をするのが最善ではないか。 今期業績は売上高+31%、営業利益+40%を見込んでおり、2Q時点での進捗率は82%と会社予想は保守的すぎる。 年間配当は17円で利回りは2.6%ほど。株主優待はない。 PER10.9倍、PBR0.95倍の株価水準は市場平均並み。 株価は9月末に850円近辺で天井を打ってから乱高下しつつも700円近辺まで下落基調なチャートにある。 いまひとつ銘柄としての投資妙味には欠けるところだが、これくらいの分売数量ではればなんとか捌けそうな気がする。 もう少し当日までの流動性改善に期待することとしたい。 12/11追記: 発表日よりやや売り込まれており、分売価格は10月の安値近くの水準となっており一定の値ごろ感はある。 流動性も改善しており、これくらいの分売数量であればとりあえずはなんとか損はなさそうな案件の気がする。 ただ株価的に元から大したサヤもないことから、下値リスクも限定的だが利益も大して見込めなさそう。 |