三協フロンテアの立会外分売分析
銘柄名 | 【9639】 三協フロンテア |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | スタンダード市場の上場維持基準を充たすべく、流通株式比率を高めることを目的とするものです。 |
スケジュール
発表日 | 2023/11/21 (火) |
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予定期間 | 2023/11/30 (木) ~ 2023/12/05 (火) |
実施日 | 2023/11/30 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 3,970 円 |
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分売枚数 | 200 枚 | 前日終値 | 3,835 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 3,740 円 |
PER | 10.56 倍 | 割引率 | -2.48 % |
PBR | 1.11 倍 | 発表日比 | -5.79 % |
株式情報
発行済株数 | 11,678,400 株 | 時価総額 | 43,677 百万円 |
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浮動株数 | 1,062,734 株 | 浮動株総額 | 3,975 百万円 |
分売株数 | 40,000 株 | 分売総額 | 150 百万円 |
前日出来高 | 27,100 株 | 出来高/分売数 | 67.75 % |
対株式数比 | 0.34 % | 浮動株比率 | 9.10 % |
対浮動株比 | 3.76 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は100枚、出来高20枚程度と流動性は乏しい。 社長一族とその資産管理会社で発行済株式の過半数を保有している元JASDAQ銘柄にありがちな同族会社となっている。 2023年3月現在の流通株式比率は24.7%とスタンダード市場の上場維持基準を僅かに満たしていない。 この手の案件では便乗して多少多めに処分したりするものだが、基準を満たす最低限の0.3%足らずしか手放したくないというのは経営者として評価できる。 今期業績は売上高+6%、営業利益+15%を見込んでおり、2Q時点での進捗率は45%と概ね計画通り推移している。 年間配当は160円で利回りは4.3%ほど。株主優待は3月権利で一応あるが抽選制のためあまり価値はない。 PER8.66倍、PBR0.98倍の株価水準は割安感がある。 流動性は乏しいものの、高配当かつ指標的には割安であるためこれくらいの分売数量であればなんとかなりそう。 もう少し当日までの流動性改善に期待することとしたい。 11/29追記: やや売り込まれての値決めとなっており分売価格は過去2ヶ月間の安値圏と一定の値ごろ感はある。 買い板も厚くなって流動性も十分向上しているため、これくらいであれば一定の利益は見込めるものと思われる。 元からの割安さと高配当も相まって下値では潜在的な買い需要が期待でき、安値寄りなら持ち越しも面白そう。 |