ビーイングホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 9145】 ビーイングホールディングス
市場 東証スタンダード
信用区分 貸借
実施目的 流通株式数を増加させ、当社株式の分布状況改善および流動性向上を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2023/11/15 (水)
予定期間 2023/11/22 (水) ~ 2023/11/27 (月)
実施日 2023/11/22 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,626 円
分売枚数 1,800 枚 前日終値 2,516 円
申込上限 28 枚 分売価格 2,441 円
PER 40.88 倍 割引率 -2.98 %
PBR 3.28 倍 発表日比 -7.04 %

株式情報

発行済株数 5,877,500 株 時価総額 14,347 百万円
浮動株数 487,833 株 浮動株総額 1,191 百万円
分売株数 85,000 株 分売総額 207 百万円
前日出来高 77,800 株 出来高/分売数 91.53 %
対株式数比 1.45 % 浮動株比率 8.30 %
対浮動株比 17.42 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに200枚程度と流動性はまずまず。

流通株式数目的の分売とはなっているが、スタンダード市場の上場維持基準的にも問題はなく処分目的と思われる。

今期業績は売上高+9%、営業利益+11%と小幅な増益を見込んでいるが、3Q時点での進捗率は86%と会社予想は保守的。

3Qの前期比が+55%で着地しているところから見ても通期は上振れ余地が高いのではないかと思われる。

年間配当は29円で利回りは1.2%ほど。株主優待はない。

PER15.9倍、PBR2.92倍の株価水準は市場平均並み。

株価は年初の1,800円台から過熱しすぎない程度に徐々に下値を切り上げて3,000円近辺まで迫ったが目先は反落している。

流動性の割には分売数量も僅かであり、この規模感の貸借銘柄であれば需給面では難なく安定した利益が狙える。

久々にそれなりに値幅の取れそうな分売案件だが、この分売数量では配分面においては期待できないのが惜しい。

11/21追記:

一時は2,400円割れまで売り込まれていたが、2,500円台まで釣り上げられての値決めではあまり値ごろ感がない。

ザラバ中はアルゴの水増しで出来高があるだけであり、実需での取引に限ってみればそれほど板は厚くない。

空売りの入りもいまひとつであり、分売数量は多くないため一定の利益は出るとは思われるものの当初想定よりは利益面については期待しない方がよさそう。

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