秋川牧園の立会外分売分析
銘柄名 | 【1380】 秋川牧園 |
---|---|
市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況改善及び流動性向上を目的とするものです。 |
スケジュール
発表日 | 2023/11/10 (金) |
---|---|
予定期間 | 2023/11/20 (月) ~ 2023/11/22 (水) |
実施日 | 2023/11/20 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,050 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 700 枚 | 前日終値 | 1,041 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 1,010 円 |
PER | 45.27 倍 | 割引率 | -2.98 % |
PBR | 2.48 倍 | 発表日比 | -3.81 % |
株式情報
発行済株数 | 4,179,000 株 | 時価総額 | 4,221 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 1,032,213 株 | 浮動株総額 | 1,043 百万円 |
分売株数 | 30,000 株 | 分売総額 | 30 百万円 |
前日出来高 | 2,100 株 | 出来高/分売数 | 7.00 % |
対株式数比 | 0.72 % | 浮動株比率 | 24.70 % |
対浮動株比 | 2.91 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 板は100枚、出来高10枚程度と流動性に乏しい。 元JASDAQ銘柄にありがちな一族のみで発行済株式の半数近くを保有している典型的な同族会社である。 特段の分売の必要性もなく大株主からの売却とみられる。 出来高皆無ではないため3万株程度であればわざわざ分売でなくてもよさそうなところだが、出来高的に高関与率となりかねないためこの方法で捌かざるを得ないものとみられる。 年間配当は10円で利回りは1.0%ほど。株主優待は3月権利で自社取扱製品セット(鶏肉等)の設定がある。 PER42.1倍、PBR1.93倍の株価水準は割高感がある。 株価は過去2年間で1,050±20円程度の非常に狭いレンジで取引されておりボラティリティは非常に低いのが異様な感じ。 この値幅であれば1,000円を割り込むことは想定しづらく、分売数量もごく僅かなためなんとかなりそうな気もする。 もっともまず配分は望めないため運試し程度となるか。 11/17追記: 流動性は大して改善していないものの、分売価格は過去3年間の安値以下と一定の値ごろ感はある状態となっている。 買い板もスカスカというわけでもなく、下値では根強い買い需要があることから底抜けの展開は想定しづらい。 念のため朝の気配を確認した上で参加を検討したい。 |