協和日成の立会外分売分析

銘柄名 1981】 協和日成
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図るため

スケジュール

発表日 2023/11/09 (木)
予定期間 2023/11/21 (火) ~ 2023/11/28 (火)
実施日 2023/11/21 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,444 円
分売枚数 1,500 枚 前日終値 1,317 円
申込上限 25 枚 分売価格 1,265 円
PER 16.29 倍 割引率 -3.95 %
PBR 1.74 倍 発表日比 -12.40 %

株式情報

発行済株数 11,800,000 株 時価総額 14,927 百万円
浮動株数 637,200 株 浮動株総額 806 百万円
分売株数 80,000 株 分売総額 101 百万円
前日出来高 1,600 株 出来高/分売数 2.00 %
対株式数比 0.68 % 浮動株比率 5.40 %
対浮動株比 12.55 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は30枚、出来高1枚と流動性は非常に乏しい。

2023年3月に続き8ヶ月ぶり2回目の分売実施となっている。

特段分売実施の必要性はなく、株主構成からすると単純に大株主からの処分目的での分売実施と思われる。

今期業績は売上高+3%、営業利益-2%を見込んでおり、下期偏重型のため単純比較できないが概ね計画通り。

年間配当は30円で利回りは2.4%ほど。株主優待はない。

PER16.0倍、PBR0.80倍の株価水準は市場平均並み。

株価は飛び飛びでチャートの体をなしていないが、ほとんど1,400±50円のレンジでむしろ安定している。

普段の出来高は1桁が精々と散々な有様であり、前回の分売に至っては3.5%割引でも寄りでは-4.8%も割れている。

それ以降も流動性はまったく改善されている様子がみられず、おそらくは今回も似たような結果になるであろう。

前回の分売が完売したのが不思議で仕方ないくらいであり、今回も完売するだろうが利益はまったく見込めない。

11/20追記:

発表日より大きく売り込まれており、分売価格は年初来安値を下回っており一定の値ごろ感はある。

前回と比べると値決めにおいてはかなりマシな状況となっており、これなら爆死は避けられるかもしれない。

ただ買い板は依然としてスカスカなままであり、どちらにせよ参加者の動向次第で容易に割れそうなところ。

少なくともリスクに見合う案件ではないため、朝の気配は確認した上で板が薄いままなら見送りで問題ないと思われる。

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