B-Rサーティワンアイスクリームの立会外分売分析
銘柄名 | 【2268】 B-Rサーティワンアイスクリーム |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | スタンダード市場の上場維持基準を充たすべく、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため行うものです。 |
スケジュール
発表日 | 2023/11/01 (水) |
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予定期間 | 2023/11/09 (木) ~ 2023/11/10 (金) |
実施日 | 2023/11/09 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 4,170 円 |
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分売枚数 | 2,200 枚 | 前日終値 | 4,100 円 |
申込上限 | 80 枚 | 分売価格 | 3,977 円 |
PER | 32.38 倍 | 割引率 | -3.00 % |
PBR | 5.51 倍 | 発表日比 | -4.63 % |
株式情報
発行済株数 | 9,644,554 株 | 時価総額 | 38,356 百万円 |
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浮動株数 | 1,138,057 株 | 浮動株総額 | 4,526 百万円 |
分売株数 | 241,000 株 | 分売総額 | 958 百万円 |
前日出来高 | 32,000 株 | 出来高/分売数 | 13.28 % |
対株式数比 | 2.50 % | 浮動株比率 | 11.80 % |
対浮動株比 | 21.18 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 2023年3月以来、8ヶ月ぶり2回目の分売実施となっている。 前回の分売を考慮しても直近での流通株式比率は13%程度とスタンダード市場の25%には遠く及ばない状況にある。 親会社2社が計86%も保有しており、個人株主6,500名の平均保有が2単元であることを踏まえると大半が優待目的の長期保有で実質的には浮動株は5%足らずしかないと考えられる。 今期業績は売上高+11%、営業利益+3%を見込んでおり、季節性があるため進捗率では比較できないが3Q時点では前期比+13%程度の増収で着地している。 年間配当は40円で利回りは1%ほど。株主優待は6,12月権利で優待券1,200円の設定があり総合利回りは0.9%ほど。 PER33.7倍、PBR3.36倍の株価水準は割高感がある。 株価は4,100-4,200の非常に狭いレンジでここ半年ほど取引されているのも前述の浮動株がごく僅かなためである。 前回の分売では発行済株式比0.6%のためまだなんとかなったが、今回は2.5%もあるため上値は重くなりそう。 値嵩株ということもあって売り物が出やすく、それなりに流動性が改善しないと10億円相当を捌くには無理ではないか。 11/8追記: 値決めでも相変わらずの安定感はそのままであり発表日からほとんど下げておらず割安感はほとんどない。 流動性も十分と言えるほどには改善しておらず、前回の結果も相まって参加者が多ければ割れる展開も予想される。 ザラバ中でも分売価格より安く買えそうであり、優待目的の塩漬け上等でなければ見送りで十分ではないか。 |