扶桑薬品工業の立会外分売分析

銘柄名 4538】 扶桑薬品工業
市場 東証プライム
信用区分 貸借
実施目的 プライム市場における流通株式時価総額の基準を充足すべく、上場維持基準の適合に向けた計画にて開示しております流通株式比率を高めることを目的とするものです。

スケジュール

発表日 2023/09/12 (火)
予定期間 2023/09/20 (水) ~ 2023/09/22 (金)
実施日 2023/09/20 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,202 円
分売枚数 7,500 枚 前日終値 2,041 円
申込上限 100 枚 分売価格 1,980 円
PER 25.69 倍 割引率 -2.99 %
PBR 1.11 倍 発表日比 -10.08 %

株式情報

発行済株数 9,451,169 株 時価総額 18,713 百万円
浮動株数 1,937,490 株 浮動株総額 3,836 百万円
分売株数 306,800 株 分売総額 607 百万円
前日出来高 202,700 株 出来高/分売数 66.07 %
対株式数比 3.25 % 浮動株比率 20.50 %
対浮動株比 15.83 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は300枚、出来高100枚程度と流動性はまずまず。

プライム市場の上場維持基準である流通株式時価総額は僅かに100億円に届いていないため分売実施となっている。

今期業績は原資材価格の値上がりにより売上高+5%、営業利益-9%を見込んでおり、1Q時点での進捗率は29%ほど。

年間配当は70円で利回りは3.5%ほど。株主優待はない。

PER13.4倍、PBR0.49倍の株価水準は市場平均並み。

株価は直近では上値抵抗線を抜けているものの、それ以前は2,000±100円のレンジでボラティリティは非常に低い。

鉄板のプライム市場貸借銘柄とあって値幅もそれなりに取れて安定的な利益が期待できる案件となりそう。

直近自社株買いでの高騰前の2,000円台くらいまで押しての値決めになってくれると参加しやすい。

9/19追記:

発表日より大幅に売り込まれており、分売価格は節目の2,000円を割っておりほとんど底値といって差し支えない。

流動性も十分に改善しており、空売りもそれなりに入っているため底堅く結構な利幅の狙える案件となりそう。

配当利回りも悪くないため昨今の分売のように9月権利に向けて少し持ち越した方がいい結果になるかもしれない。

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