浜木綿の立会外分売分析

銘柄名 7682】 浜木綿
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 流動株式比率の向上を目的として、分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2023/09/11 (月)
予定期間 2023/09/20 (水) ~ 2023/09/22 (金)
実施日 2023/09/20 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 3,270 円
分売枚数 800 枚 前日終値 3,065 円
申込上限 10 枚 分売価格 2,974 円
PER 90.32 倍 割引率 -2.97 %
PBR 14.15 倍 発表日比 -9.05 %

株式情報

発行済株数 2,155,000 株 時価総額 6,409 百万円
浮動株数 909,410 株 浮動株総額 2,705 百万円
分売株数 40,000 株 分売総額 119 百万円
前日出来高 47,200 株 出来高/分売数 118.00 %
対株式数比 1.86 % 浮動株比率 42.20 %
対浮動株比 4.40 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに100枚程度と流動性はやや低い。

流動株式比率向上を謳っているが、スタンダード市場の上場維持基準的にはまったく問題なく実際のところは大株主からの単純な売却目的ではないかと考えられる。

昨年までコロナ禍による逆風著しい飲食業で前期はなんとか営業黒字に転換したものの減損損失で最終赤字となった。

今期業績は売上高+10%、営業利益+65%を見込んでいるものの各種原材料高にも左右されるため見通しはしづらい。

PER57.8倍、PBR4.53倍の株価水準は非常に割高。

配当は無配だが、株主優待は7月権利で概ね100株ごとに4,000円相当の株主優待券の設定がある。

株価は誰が見ても明らかに割高であるはずなところ、株主優待が魅力的であるため需給が締まっているだけに見える。

長期的なチャートをみても優待権利落ちの8-9月に購入して翌年7月頃に売却するのがもっとも効率が良さそう。

短期的な分売の利益は手間の割に大して見込めないため、こちらの作戦の方が賢明ではないだろうか。

9/19追記:

発表日よりやや売り込まれており、分売価格は節目の3,000円割れかつサポートに75日線以下と一定の値ごろ感がある。

流動性もそれなりに改善してはいるが、やはり値嵩株でこの買い板の薄さとなるとやや心許ない感じもする。

一応朝の気配を見てからの判断としたいが、どちらにしろ短期目線では大した利益は見込めないためしばらく持ち越しでの中期勝負を前提として参加としたい。

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