日本抵抗器製作所の立会外分売分析

銘柄名 6977】 日本抵抗器製作所
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 スタンダード市場における流通株式時価総額が基準を充たしていないため、上場基準の適合に向けた計画に基づく進捗状況で開示しております流通株式比率を上げることを目的とするものです。

スケジュール

発表日 2023/09/01 (金)
予定期間 2023/09/13 (水) ~ 2023/09/15 (金)
実施日 2023/09/13 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,065 円
分売枚数 200 枚 前日終値 1,097 円
申込上限 5 枚 分売価格 1,064 円
PER 87.77 倍 割引率 -3.01 %
PBR 0.88 倍 発表日比 -0.09 %

株式情報

発行済株数 1,240,000 株 時価総額 1,319 百万円
浮動株数 540,640 株 浮動株総額 575 百万円
分売株数 20,000 株 分売総額 21 百万円
前日出来高 8,200 株 出来高/分売数 41.00 %
対株式数比 1.61 % 浮動株比率 43.60 %
対浮動株比 3.70 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は100枚、出来高50枚程度と流動性は低い。

時価総額13億円程度しかないため、当然ながらスタンダード市場の流通株式時価総額が上場維持基準に満たない。

今回の分売程度のように多少努力したところで株価が1割下がってしまえば水泡に帰すためどこまで意味があるやら。

今期業績は原材料費高騰などにより売上高+3%、営業利益-29%と減益を見込んでおり、2Q時点の進捗率は37%程。

年間配当は30円で2.8%ほど。株主優待はない。

PER13.2倍、PBR0.80倍の株価水準は市場平均並み。

株価は概ね1,000-1,100円のレンジで取引されているが、板が薄いためチャートは飛び飛びであまり意味はない。

流動性は低いが分売数量はごく僅かのためこれくらいの分売数量であればなんとかなりそうな感じもする。

ただこの分売数量ではどちらにしろ配分は望めないため相手にするだけ無駄な案件になるのではないかと思われる。

9/12追記:

分売発表後に株価は上昇してしまっており、直近ではやや売られたものの株価はまったく値ごろ感はない。

流動性はいくらか改善してはいるが、買い板はあまり厚くなっておらず一定の利益は見込めるものの想定より渋い。

配分の可能性も限りなくゼロに近く期待値で考えても時間を取られるだけの徒労案件になるのではないかと思われる。

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