三洋堂ホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【3058】 三洋堂ホールディングス |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、発行会社として検討した結果、スタンダード市場における上場維持基準のうち、流通株式比率に関する基準への適合に資するべく、当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図ることを目的として実施するものです。 |
スケジュール
発表日 | 2023/08/14 (月) |
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予定期間 | 2023/08/21 (月) ~ 2023/08/25 (金) |
実施日 | 2023/08/21 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 851 円 |
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分売枚数 | 1,200 枚 | 前日終値 | 790 円 |
申込上限 | 25 枚 | 分売価格 | 766 円 |
PER | -774.68 倍 | 割引率 | -3.04 % |
PBR | 1.98 倍 | 発表日比 | -9.99 % |
株式情報
発行済株数 | 7,400,000 株 | 時価総額 | 5,668 百万円 |
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浮動株数 | 1,117,400 株 | 浮動株総額 | 856 百万円 |
分売株数 | 80,000 株 | 分売総額 | 61 百万円 |
前日出来高 | 112,200 株 | 出来高/分売数 | 140.25 % |
対株式数比 | 1.08 % | 浮動株比率 | 15.10 % |
対浮動株比 | 7.16 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は50枚、出来高20枚程度と流動性は非常に低い。 親会社と社長(関連会社含む)で7割近くを保有しているため、流通株式比率は微妙に25%に満たずスタンダード市場の上場維持基準すら下回っている。 0.9%ほど放出すれば基準は充足できるため、社長から必要最低限の数量の売却をする方向となっている。 出版業界は斜陽産業ということもあり、今期も売上高は横ばいで営業利益は辛うじて黒字なものの最終赤字を見込む。 配当は無配。3月権利で図書カード1,000円の優待がある。 PERはマイナス、PBR2.38倍の株価水準は割高感がある。 銘柄としては割安でもなく将来性もないため長期保有はしたくないが、分売だけであればなんとかこなせそう。 現時点での流動性は低いが貸借銘柄であるためそれなりに空売りが積み上がるようなら短期勝負限定で参加としたい。 8/18追記: 分売価格は発表日よりは安いものの、引けにかけての釣り上げがあり買い板基準での割引率は1.8%といただけない。 流動性は向上しているため参加方向では問題なさそうだが、当初想定よりは期待できないのが残念なところ。 今後の分売における公共の利益のためにできるだけ安く寄る展開になってくれるのが望ましいところ。 |