CKサンエツの立会外分売分析
銘柄名 | 【5757】 CKサンエツ |
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市場 | 東証プライム |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、また当社株式の流動性向上及び株主数増加を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2023/08/10 (木) |
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予定期間 | 2023/08/22 (火) ~ 2023/08/25 (金) |
実施日 | 2023/08/22 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 4,170 円 |
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分売枚数 | 1,500 枚 | 前日終値 | 3,690 円 |
申込上限 | 20 枚 | 分売価格 | 3,579 円 |
PER | 45.17 倍 | 割引率 | -3.01 % |
PBR | 0.65 倍 | 発表日比 | -14.17 % |
株式情報
発行済株数 | 8,867,000 株 | 時価総額 | 31,735 百万円 |
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浮動株数 | 1,463,055 株 | 浮動株総額 | 5,236 百万円 |
分売株数 | 82,500 株 | 分売総額 | 295 百万円 |
前日出来高 | 25,800 株 | 出来高/分売数 | 31.27 % |
対株式数比 | 0.93 % | 浮動株比率 | 16.50 % |
対浮動株比 | 5.64 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに50枚程度と流動性は低い。 2018年以来、5年ぶり4回目の分売実施となっている。 元々は名証2部の地味な銘柄だったがプライム市場まで昇格しており、昨年12月末時点では上場維持基準を満たしている。 しかし直近1ヶ月で試算すると1日平均売買代金は上場維持基準を満たしておらずやはりプライム落ちの懸念が拭えない。 そのため株主構成からしても売買代金増加を主目的での流動性向上のために政策保有株式の売却の流れとみられる。 今期業績は資材高などの影響を受けて売上高-3%、営業利益-24%と減収減益を見込んでおり、1Q時点でも前年同期比-40%と落ち込みは大きい。 PER7.23倍、PBR0.67倍の株価水準は割安感がある。 年間配当は70円で利回りは2.0%ほど。株主優待は3月権利にてコシヒカリ5kgとミネラルウォーター4Lの設定がある。 株価は4,000-4,500円の狭いレンジで安定しており、下値目処としては4,000円割れ水準では値ごろ感がある。 値嵩株だがバリュー株であるため、前回の分売も数量が少なかったこともあって一定の利益は出る展開となった。 現状の板だと支えきれるかは微妙なところではあるが、当日までにもう少し流動性の改善に期待することとしたい。 8/21追記: 発表日より大幅に売り込まれており、分売価格は過去1年半の安値以下と値ごろ感のある株価になっている。 流動性はそれなりに改善しており、指標的な割安さも加味するとバリュー株としての実需も一定程度は期待できそう。 すぐに売らなくても9月配当権利に向けてしばらく持ち越した方が中期的な利益は見込めるかもしれない。 |