東京自働機械製作所の立会外分売分析
銘柄名 | 【6360】 東京自働機械製作所 |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 分売人より一定数量の売却意向があり、かつ当社としても株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2023/08/10 (木) |
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予定期間 | 2023/08/24 (木) ~ 2023/08/31 (木) |
実施日 | 2023/08/24 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,867 円 |
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分売枚数 | 300 枚 | 前日終値 | 2,718 円 |
申込上限 | 9 枚 | 分売価格 | 2,634 円 |
PER | 7.12 倍 | 割引率 | -3.09 % |
PBR | 0.91 倍 | 発表日比 | -8.13 % |
株式情報
発行済株数 | 1,452,000 株 | 時価総額 | 3,825 百万円 |
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浮動株数 | 390,588 株 | 浮動株総額 | 1,029 百万円 |
分売株数 | 27,400 株 | 分売総額 | 72 百万円 |
前日出来高 | 8,400 株 | 出来高/分売数 | 30.66 % |
対株式数比 | 1.89 % | 浮動株比率 | 26.90 % |
対浮動株比 | 7.02 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに50枚程度と流動性は低い。 2022年8月以来、1年ぶり3回目の分売実施となっている。 従来からの主要取引先で筆頭株主だったJTが過去2回の分売を通して政策保有株式を処分しており、直近3月末で27,400株保有していることからこれで最後の売却となる。 今期業績は売上高+2%、営業利益-4%とほぼ横ばいを見込んでおり、1Q時点での進捗率も22%と概ね計画通り。 年間配当は60円で利回りは2.3%ほど。株主優待はない。 PER5.20倍、PBR0.55倍の株価水準は非常に割安感がある。 株価は年初の1,800円台から一時3,400円台まで上昇しており、天井を付けて目先には3,000円割れまで反落している。 分売数量は僅かであるためこのくらいの数量であれば大した需給インパクトもなく捌き切ることができると思われる。 ただ板が薄いが故に大引けがダウンティックで決まるか否かで割引率が大きく違ってくる可能性がある。 大引けに買い上げる輩が出現しないか警戒しておきたい。 8/23追記: 発表日よりやや売り込まれており、75日線を下回る株価水準は一定の値ごろ感がある。 大引けが釣り上がらずにまともに引けている。 流動性もそれなりに改善しており、元からかなりのバリュー株ということもあって需給面は問題なさそう。 もっともこの株数ではまず獲得することは困難とみて運試し程度のつもりで参加方向としたい。 |