アシードホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 9959】 アシードホールディングス
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の

分布状況改善および流動性の向上を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2023/07/11 (火)
予定期間 2023/07/19 (水) ~ 2023/07/21 (金)
実施日 2023/07/19 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 599 円
分売枚数 3,400 枚 前日終値 586 円
申込上限 20 枚 分売価格 569 円
PER 13.91 倍 割引率 -2.90 %
PBR 1.24 倍 発表日比 -5.01 %

株式情報

発行済株数 13,495,248 株 時価総額 7,679 百万円
浮動株数 944,667 株 浮動株総額 538 百万円
分売株数 200,000 株 分売総額 114 百万円
前日出来高 7,500 株 出来高/分売数 3.75 %
対株式数比 1.48 % 浮動株比率 7.00 %
対浮動株比 21.17 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに50枚程度と流動性は低い。

2018年以来、5年ぶり6回目の分売実施となっている。

過去には東証1部を目的とした分売も実施していたが結局のところ時価総額不足により指定替えできずにいる。

株数的には創業者からの相続で保有株数が増加している社長またはその資産管理会社からの処分目的と思われる。

年間配当は16円で利回りは2.7%ほど。株主優待はない。

PER10.3倍、PBR1.19倍の株価水準はやや割安感がある。

株価は1年を通して550-600円の狭いレンジで取引されており流動性が低い割には比較的ボラティリティも低い。

分売の常連銘柄ではあるが過去いずれも分売価格同値か割れの結果となっておりまたしても利益が出るとは思えない。

銘柄としての魅力にも乏しくよほど流動性が改善しない限りは今回も見送り方向で十分ではないだろうか。

7/18追記:

流動性はまったく改善しておらず売り込まれてもいないため、分売価格はまったく値ごろ感のない状態となっている。

550円あたりを割り込んでいれば打診程度に考えてもよかったが、この板の薄さではまともに捌ききれるとは思えないため当初の予定通り見送り方向で問題なさそう。

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