精工技研の立会外分売分析

銘柄名 6834】 精工技研
市場 東証スタンダード
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2023/06/02 (金)
予定期間 2023/06/09 (金) ~ 2023/06/16 (金)
実施日 2023/06/09 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,673 円
分売枚数 5,400 枚 前日終値 1,528 円
申込上限 20 枚 分売価格 1,483 円
PER 13.84 倍 割引率 -2.95 %
PBR 0.65 倍 発表日比 -11.36 %

株式情報

発行済株数 9,333,654 株 時価総額 13,842 百万円
浮動株数 1,082,704 株 浮動株総額 1,606 百万円
分売株数 403,100 株 分売総額 598 百万円
前日出来高 235,900 株 出来高/分売数 58.52 %
対株式数比 4.32 % 浮動株比率 11.60 %
対浮動株比 37.23 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は100枚、出来高50枚程度と流動性は低い。

スタンダード市場の上場維持要件は満たしており特段の分売の必要性は低い。事業継承などによる売却と考えられる。

前期業績は売上高横ばい、営業利益-9%で着地したが、今期は売上高+7%、営業利益+18%を見込んでいる。

年間配当は55円で利回りは3.7%ほど。株主優待はない。

PER11.8倍、PBR0.51倍の株価水準は市場平均並み。

株価は1,500-2,000円のレンジ相場で推移しており、直近底値としては1,500円台くらいが意識されるところ。

発行済株式の4%強ということで短期的な需給は重いが、貸借銘柄ということで流動性が改善すればなんとかなりそう。

値決めまで4営業日しかないため板が薄くて売りづらいものの、多少はヘッジ前提での参加方向が無難と思われる。

6/8追記:

発表日以降大きく売り込まれており、1,500円割れの分売価格は過去6年の安値以下とかなりの値ごろ感がある。

ただ前日での逆日歩が9円も付いてしまったことで当初予想よりは空売りが返済されてしまっているのは惜しい。

とりあえずは流動性は向上しているため一定の利益は見込めるが、買い戻し一巡後は上値が重くなるかもしれない。

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