ヤマザキの立会外分売分析
銘柄名 | 【6147】 ヤマザキ |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況改善および流動性向上を目的とするものです。 |
スケジュール
発表日 | 2023/05/18 (木) |
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予定期間 | 2023/05/25 (木) ~ 2023/05/29 (月) |
実施日 | 2023/05/25 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 496 円 |
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分売枚数 | 4,400 枚 | 前日終値 | 451 円 |
申込上限 | 30 枚 | 分売価格 | 438 円 |
PER | 92.56 倍 | 割引率 | -2.88 % |
PBR | 8.00 倍 | 発表日比 | -11.69 % |
株式情報
発行済株数 | 4,579,000 株 | 時価総額 | 2,006 百万円 |
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浮動株数 | 540,322 株 | 浮動株総額 | 237 百万円 |
分売株数 | 200,000 株 | 分売総額 | 88 百万円 |
前日出来高 | 668,100 株 | 出来高/分売数 | 334.05 % |
対株式数比 | 4.37 % | 浮動株比率 | 11.80 % |
対浮動株比 | 37.01 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 2日連続のストップ高となっているため流動性は評価不能。 2022年5月に続き1年ぶり3回目の分売実施となっており、通期決算明けの5月下旬での実施は3年連続となる。 相変わらずこれだけ株価が上がっても時価総額は20億円超しかなく固定株が多いため、流通株式時価総額はスタンダード市場の上場維持基準である20億円に届いていない。 前期まで3期連続の営業赤字だったが今期ではなんとか黒字転換を予想している。ただし営業利益率は2%と低い。 年間配当は15円で利回りは3.0%ほど。株主優待はない。 PER64.8倍、PBR1.36倍の株価水準は割高感がある。 株価はしばらくずっと低空飛行状態であり300円台が常態化していたところに発表前日から急騰し始めている。 ストップ高の材料は業務提携によるものだが、会社発表通り業績に与える影響は軽微なため現状の株価はモメンタムで買われているだけでありこの水準ではとても手が出せない。 過去3回の分売ともにすべて損失が出ている案件であり、もはや現状の仕手株状態では尚更に手出しは危険そう。 値決めまでに乱高下しつつもう一波乱ありそうな気がするため、基本的には見送り方向が無難と思われる。 5/24追記: 3連続ストップ高の翌日に600円台で高値寄りからの大陰線を付けて目先では400円台まで下落途中で過熱感は否めない。 目先のボラティリティ下では誤差の範囲程度の割引率であるためリスクとリターンが見合っていない。 過去事例でも仕手株案件では売り圧力に押されるケースが多く、寄りの気配を見ても見せ板で正確な判断ができない。 仮に利益が出たとしてもそれは結果論であり、少なくとも万人向けではないため保留としておく。 |