名糖産業の立会外分売分析
銘柄名 | 【2207】 名糖産業 |
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市場 | 東証プライム |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2023/05/12 (金) |
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予定期間 | 2023/05/22 (月) ~ 2023/05/24 (水) |
実施日 | 2023/05/22 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,743 円 |
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分売枚数 | 1,700 枚 | 前日終値 | 1,611 円 |
申込上限 | 80 枚 | 分売価格 | 1,563 円 |
PER | 300.21 倍 | 割引率 | -2.98 % |
PBR | 1.60 倍 | 発表日比 | -10.33 % |
株式情報
発行済株数 | 17,265,000 株 | 時価総額 | 26,985 百万円 |
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浮動株数 | 4,074,540 株 | 浮動株総額 | 6,369 百万円 |
分売株数 | 250,000 株 | 分売総額 | 391 百万円 |
前日出来高 | 321,300 株 | 出来高/分売数 | 128.52 % |
対株式数比 | 1.45 % | 浮動株比率 | 23.60 % |
対浮動株比 | 6.14 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は200枚程度、出来高100枚程度と流動性はまずまず。 プライム市場の上場維持基準には適用しているが1日平均売買代金0.2億円についてはかなり微妙なラインのところ。 少なくとも発表日時点では届いていないこともあり、純粋に流動性を改善させるための分売実施であると思われる。 原材料高騰の価格転嫁ができておらず大幅減益となった前期とあまり改善しないが、営業外の受取配当金があるため比較的業績は安定している。 年間配当は26円で利回りは1.7%ほど。株主優待は3,9月権利で自社またはグループ会社製品詰合せの設定がある。 PER33.0倍、PBR0.59倍の株価水準はPERは割高感がある。 株価は2年間は1,600-1,700円を中心として取引されており比較的安定感がある。直近では年初来高値を更新している。 現時点での流動性はいまひとつだが、貸借銘柄のためいつものように当日までには十分改善されるものと思われる。 手頃な株価で参加もしやすく安定的な利益が見込める手堅い案件となりそうなため問題なく参加方向としたい。 5/19追記: 発表翌日に窓を開けて大幅に下落しており、その後は比較的底堅い展開だが逆に言えば下値での実需が強い模様。 流動性も十分に改善しているため節目の1,600円を大きく割れこむ展開も想定しづらく底堅い展開になるのではないか。 放置しておいてもそのうち戻しそうな感じもするため下抜けしなければしばらくの持ち越しも面白そう。 |