ASNOVAの立会外分売分析
銘柄名 | 【9223】 ASNOVA |
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市場 | 名証ネクスト |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、2022年4月に名古屋証券取引所ネクスト市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所への上場を目指しております。
今回の立会外分売は株式の流動性の向上及び株主増加並びに株式の分布状況の改善を図るものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2023/05/12 (金) |
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予定期間 | 2023/05/23 (火) ~ 2023/05/26 (金) |
実施日 | 2023/05/23 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 3,090 円 |
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分売枚数 | 2,500 枚 | 前日終値 | 2,820 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 2,735 円 |
PER | 63.18 倍 | 割引率 | -3.01 % |
PBR | 6.05 倍 | 発表日比 | -11.49 % |
株式情報
発行済株数 | 3,084,600 株 | 時価総額 | 8,436 百万円 |
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浮動株数 | 370,152 株 | 浮動株総額 | 1,012 百万円 |
分売株数 | 150,000 株 | 分売総額 | 410 百万円 |
前日出来高 | 8,600 株 | 出来高/分売数 | 5.73 % |
対株式数比 | 4.86 % | 浮動株比率 | 12.00 % |
対浮動株比 | 40.52 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに50枚程度と流動性は低い。 名証ネクストに上場しており、とりあえず一番基準の緩い東証グロースに移行するにしても流通株式比率が大幅に未達。 直近の流通株式比率は多く見ても15%程度しかないため、もう1-2回程度は同規模の分売が必要となる計算となる。 今期業績は売上高+23%、営業利益+27%と増収増益および増配を予定している。 2023年6月1日に1:2の株式分割を予定している。 年間配当は4円で利回りは0.1%ほど。株主優待はない。 PER46.1倍、PBR3.02倍の株価水準は割高感がある。 株価は底値300円台から1年近くで3,000円台まで10倍近くになっており、直近1ヶ月では1,000円近くも上昇しているなど目先では過熱感もみられる。 ただでさえ流動性に不安があるのに値嵩株かつ名証案件となるとリスクしかなく見送り一択で問題ないと思われる。 5/22追記: 発表日より1割程度下落しての値決めとはなっているものの元から過熱感のある株価では値ごろ感はない。 買い板も薄いままで飛び飛びな状態であり、この流動性で4億円規模の分売実施はやはり危険そうな感じがする。 欲しければザラバ中にいくらでも買えそうな銘柄であり、あえて分売参加のメリットもないため見送りでよさそう。 |