ハリマ共和物産の立会外分売分析

銘柄名 7444】 ハリマ共和物産
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図るため。

スケジュール

発表日 2023/05/12 (金)
予定期間 2023/05/23 (火) ~ 2023/05/30 (火)
実施日 2023/05/23 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,706 円
分売枚数 2,600 枚 前日終値 1,575 円
申込上限 10 枚 分売価格 1,512 円
PER 50.25 倍 割引率 -4.00 %
PBR 0.62 倍 発表日比 -11.37 %

株式情報

発行済株数 5,441,568 株 時価総額 8,228 百万円
浮動株数 348,260 株 浮動株総額 527 百万円
分売株数 181,200 株 分売総額 274 百万円
前日出来高 8,400 株 出来高/分売数 4.64 %
対株式数比 3.33 % 浮動株比率 6.40 %
対浮動株比 52.03 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

※ザラバ中発表のため、発表日終値は直前約定値

板・出来高ともに30枚程度と流動性は低い。

2018年以来、5年ぶり4回目の分売実施となっている。

スタンダード市場の上場維持基準は満たしているため、社長の資産管理会社もしくは銀行の持ち合い株売却とみられる。

今期業績は売上高+3%、営業利益+6%と前期に引き続き小幅な増収増益を見込んでいる。

年間配当は41円で利回りは2.7%ほど。株主優待はない。

PER5.53倍、PBR0.37倍の株価水準は割安感がある。

株価は過去1年間でも1,600±100円の狭いレンジで取引されておりボラティリティは低く安定感がある。

前回は良さげな値決めもあって好調な結果だったが、現状の流動性はいまひとつで倍の株数はやや厳しいか。

指標的には確かに割安ではあるが配当月まで1年弱あることもあって需給面では当面の上値は重くなりそう。

現状の流動性であれば見送り方向が無難と思われる。

5/22追記:

発表日より100円近くの値決めとなっており、割引率4%に年初来安値以下の分売価格は評価できる。

ただ流動性はまったく改善しておらず、前回と比べると倍の株数に半分以下の出来高のため相対的には厳しいか。

それでも過去3年間の安値圏という水準は割安感があり、売り物が少なければ浮上する可能性もある。

朝の気配次第では打診程度に参加を検討してもよさそう。

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