アイ・ケイ・ケイホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【2198】 アイ・ケイ・ケイホールディングス |
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市場 | 東証プライム |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 分売人より一定数量の売却意向があり、かつ当社としても株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2023/04/10 (月) |
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予定期間 | 2023/04/17 (月) ~ 2023/04/19 (水) |
実施日 | 2023/04/17 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 708 円 |
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分売枚数 | 14,600 枚 | 前日終値 | 672 円 |
申込上限 | 100 枚 | 分売価格 | 652 円 |
PER | 29.68 倍 | 割引率 | -2.98 % |
PBR | 2.93 倍 | 発表日比 | -7.91 % |
株式情報
発行済株数 | 29,956,800 株 | 時価総額 | 19,532 百万円 |
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浮動株数 | 4,014,211 株 | 浮動株総額 | 2,617 百万円 |
分売株数 | 900,000 株 | 分売総額 | 587 百万円 |
前日出来高 | 587,400 株 | 出来高/分売数 | 65.27 % |
対株式数比 | 3.00 % | 浮動株比率 | 13.40 % |
対浮動株比 | 22.42 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに500枚以上と流動性は高い。 2017年に続き、6年ぶり5回目の分売実施となっている。 時価総額は200億円程度で移行基準日時点の流通株式比率は47.5%程度のため、流通株式時価総額は微妙に足りない。 今回の分売で6億円程度は増加するものの今後安定的に上場維持基準を満たすにはもう少し売却をする必要がある。 今期業績は売上高+14%、営業利益+22%を見込んでおり、1Q時点での営業利益は前期比2倍とかなり好調そう。 PER12.8倍、PBR2.11倍の株価水準は市場平均並み。 年間配当は12円で利回りは1.8%ほど。株主優待を拡充しており、4月権利で株数に応じて菓子やギフトの設定がある。 株価は中期的にはほぼ横ばいで取引されており、600-700円近辺のレンジで比較的安定はしている。 優待改善などで4月過ぎにかけて700円台チャレンジをしているが上値抵抗線が重いのか跳ね返されているところ。 分売総額はやや多いが、手頃な株価の貸借銘柄で当月が優待権利月というところからしても安定的な利益が見込めそう。 規模感の類似案件としてはイワキポンプ、一正蒲鉾などが該当するが、貸借銘柄といえども空売りの入りが微妙だといまひとつな展開になるため適度にヘッジの上で参加としたい。 4/14追記: 発表後は売り込まれており、700円割れの水準で直近1ヶ月の安値圏である分売価格となっているのは評価できる。 流動性も十分に改善しており、空売りも十分入っていることから安定的な利益が期待できそう。 あまり高く寄り過ぎなければ今月権利の優待取り方向も見据えての持ち越しも面白いかもしれない。 |