ストレージ王の立会外分売分析
銘柄名 | 【2997】 ストレージ王 |
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市場 | 東証グロース |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株主より、一定数量の株式を立会外分売により売却したいと申し出があり、発行会社として株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図られると判断いたしました。 |
スケジュール
発表日 | 2023/03/16 (木) |
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予定期間 | 2023/03/28 (火) ~ 2023/03/30 (木) |
実施日 | 2023/03/28 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 544 円 |
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分売枚数 | 500 枚 | 前日終値 | 482 円 |
申込上限 | 30 枚 | 分売価格 | 467 円 |
PER | 7.93 倍 | 割引率 | -3.11 % |
PBR | 1.65 倍 | 発表日比 | -14.15 % |
株式情報
発行済株数 | 1,845,500 株 | 時価総額 | 862 百万円 |
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浮動株数 | 359,873 株 | 浮動株総額 | 168 百万円 |
分売株数 | 92,200 株 | 分売総額 | 43 百万円 |
前日出来高 | 176,000 株 | 出来高/分売数 | 190.89 % |
対株式数比 | 5.00 % | 浮動株比率 | 19.50 % |
対浮動株比 | 25.62 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに100枚程度と流動性はやや低い。 昨年4月に上場したばかりだが、半数以上は事業法人の保有で時価総額はたったの10億円しかないため直近基準日時点での流通株式時価総額は4億円未満と上場維持基準に満たない。 とりあえず今回の分売で0.5億円ほどは改善できるが、根本的にはもう1-2回は再実施しないと来年には上場廃止か。 状況的に考えて上場廃止になると困るのは親会社であるため、筆頭株主からの売却であると考えられる。 今期業績は売上高+6%、営業利益+4%を見込んでいるが1Q時点ではほぼ横ばいで推移しており評価しづらい。 配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。 PER7.53倍、PBR0.94倍の株価水準は見た目では割安感があるが、不動産業ということで控えめで見ておきたい。 分売数量は比率では多いが総額では大したことはないため、株価も手頃ということもあって比較的なんとかなりそう。 逆に大した利益も見込めないため打診程度の参加としたい。 3/27追記: 発表日より1割近く売り込まれており、分売価格はPBR1倍割れで過去3ヶ月の安値以下と値ごろ感がある。 流動性も十分に改善しており板も厚くなっているため、これであれば利幅は少ないが一定の利益は見込めそう。 下値リスクも限定的なためとりあえず参加方向としたい。 |