梅の花の立会外分売分析
銘柄名 | 【7604】 梅の花 |
---|---|
市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、また当社株式の流動性向上及び株主数増加を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2023/03/16 (木) |
---|---|
予定期間 | 2023/03/28 (火) ~ 2023/03/30 (木) |
実施日 | 2023/03/28 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 990 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 2,200 枚 | 前日終値 | 965 円 |
申込上限 | 100 枚 | 分売価格 | 937 円 |
PER | 18.61 倍 | 割引率 | -2.90 % |
PBR | 12.03 倍 | 発表日比 | -5.35 % |
株式情報
発行済株数 | 8,209,200 株 | 時価総額 | 7,692 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 5,541,210 株 | 浮動株総額 | 5,192 百万円 |
分売株数 | 374,500 株 | 分売総額 | 351 百万円 |
前日出来高 | 59,200 株 | 出来高/分売数 | 15.81 % |
対株式数比 | 4.56 % | 浮動株比率 | 67.50 % |
対浮動株比 | 6.76 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 板・出来高ともに100枚程度と流動性はやや低い。 2009年以来、14年ぶり2回目の分売実施となっている。 有報によると第3位株主のH2Oリテイリングが百貨店事業セグメントでの業務提携による関係強化のため保有していたが、同日資本業務提携解消に伴う処分売りとなっている。 コロナ禍直撃の飲食業で前期までは大赤字だったが、今期は黒字転換を見込んでおり3Q時点でも浮上している。 配当は無配。株主優待は4,10月権利で株主優待カードの設定があり、例年優待権利月にかけて上昇していく傾向にある。 PER11.9倍、PBR8.06倍の株価水準はPBRではやや割高。 株価は1年間でも1,000±50円程度しか動いておらず、1ヶ月の値動きも2-3%足らずと異様にボラティリティは低い。 これだけ底堅いのは一定の買い需要があるからであるが、さすがに発行済株式の5%弱で3億円超は重くなりそう。 来月の優待権利まで持ち越す前提ならなんとかなるかもしれないが、分売に参加する層であればその資金を3月優待取りに回すために短期的には換金売りが出やすいと思われる。 安値での値決めであれば打診程度に参加しても良さそうだが、あまり深追いしなくてもいいかもしれない。 3/27追記: 相変わらず分売が発表されてもほとんど微動だにしない値動きのままでああるというのも不自然さが感じられる。 株価の安定さは浮動株が少ないからこそ成り立っていたわけであり、実際に需給が崩れると崩壊する可能性が高い。 流動性も想定ほどは改善していないため見送りが無難そうだが、4月優待取りに向けて持ち越し目的なら打診程度に。 |