ソーダニッカの立会外分売分析

銘柄名 8158】 ソーダニッカ
市場 東証プライム
信用区分 貸借
実施目的 プライム市場における上場維持基準のうち、流通株式時価総額に関する基準への適合に資するべく、当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図ることを目的として実施するものです。

スケジュール

発表日 2023/03/08 (水)
予定期間 2023/03/16 (木) ~ 2023/03/20 (月)
実施日 2023/03/16 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 914 円
分売枚数 4,600 枚 前日終値 859 円
申込上限 50 枚 分売価格 833 円
PER 17.75 倍 割引率 -3.03 %
PBR 2.42 倍 発表日比 -8.86 %

株式情報

発行済株数 22,968,000 株 時価総額 19,132 百万円
浮動株数 4,984,056 株 浮動株総額 4,152 百万円
分売株数 500,000 株 分売総額 417 百万円
前日出来高 222,000 株 出来高/分売数 44.40 %
対株式数比 2.18 % 浮動株比率 21.70 %
対浮動株比 10.03 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに1,000枚程度と流動性は高い。

直近の時価総額は200億円で流通株式比率は51.7%だと流通株式時価総額は100億円少しと薄氷の上場維持基準となる。

今回の分売で4億円は増えるもののまだ十分とは言い難い。

今期業績は売上高+10%、営業利益+33%を見込んでいるが、3Q時点での進捗率は既に89%と上振れ余地がある。

年間配当は40円で利回りは4.8%ほど。株主優待は3月権利で1,000株以上にてクオカード3,000円分の設定がある。

PER12.6倍、PBR0.75倍の株価水準はやや割安感がある。

株価は年明け700円台で推移していたが、特別配当を含む増配発表により窓を開けて900円台で取引されている。

理想的には窓埋め辺りまで下落してくれればテクニカル的には狙い目になりそうだが、配当・優待5%ラインの860円まで落ちてくるだけでも下値リスクは限定的といえる。

ポジティブ要素の分売かつ流動性も十分、指標的にも高配当な貸借銘柄で手頃な株価と何一つ文句のつけようがない。

分売枚数もそれなりに多いため配分も狙いやすく、安定的な利益が期待できる案件となりそう。

高配当で優待もあるため月末の権利持ち越しも面白そう。

3/15追記:

発表日より5%近く売り込まれており、分売価格は増配後の最安値かつ総合利回りは5.2%と値ごろ感がある。

買い板も十分厚くなって流動性も向上しており、需給面ではとりあえず損はなく一定の利益は見込めると思われる。

残念なのは昨今の市況と先物の値動きであり、さすがに大暴落となってしまえば寄りでの投げ売りは避けられない。

最終的な判断は朝の市況と気配を見てからとしたい。

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