B-Rサーティワンアイスクリームの立会外分売分析
銘柄名 | 【2268】 B-Rサーティワンアイスクリーム |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | スタンダード市場の上場維持基準を充たすべく、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため行うものです。 |
スケジュール
発表日 | 2023/02/24 (金) |
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予定期間 | 2023/03/06 (月) ~ 2023/03/08 (水) |
実施日 | 2023/03/06 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 4,075 円 |
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分売枚数 | 1,000 枚 | 前日終値 | 4,035 円 |
申込上限 | 19 枚 | 分売価格 | 3,914 円 |
PER | 52.95 倍 | 割引率 | -3.00 % |
PBR | 4.08 倍 | 発表日比 | -3.95 % |
株式情報
発行済株数 | 9,644,554 株 | 時価総額 | 37,749 百万円 |
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浮動株数 | 1,089,835 株 | 浮動株総額 | 4,266 百万円 |
分売株数 | 58,000 株 | 分売総額 | 227 百万円 |
前日出来高 | 19,000 株 | 出来高/分売数 | 32.76 % |
対株式数比 | 0.60 % | 浮動株比率 | 11.30 % |
対浮動株比 | 5.32 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は100枚、出来高10枚程度と流動性は乏しい。 合弁会社として親会社2社が86.4%も保有しているため、移行基準日時点での流通株式比率は12.4%とスタンダード市場の上場維持基準を満たすには程遠い状況となっている。 今回の分売程度ではまったくの焼け石に水であり、会社側の計画では2029年目処となっているが東証側の移行措置が終了する2025年3月以降には間に合わない可能性がある。 年間配当は15円で利回りは0.7%ほど。株主優待は6,12月権利で優待券1,200円の設定があり総合利回りは0.9%ほど。 PER34.9倍、PBR3.31倍の株価水準はやや割高感がある。 流動性が低い割には驚くほど株価は安定しており、1年間で9割近くは4,000-4,100円を中心に取引されている。 流動性に懸念はあるもののこれだけ4,000円が底堅いのであれば、これくらいの分売数量ならなんとかなりそう。 最終的には流動性の改善状況での判断としたい。 3/3追記: 相変わらず4,000円台の株価で安定しており、分売価格は3,900円台と過去1年間の安値での値決めとなっている。 ただ流動性は多少改善したが十分でもなく、値がさ株ということも相まって売り物が出やすく安泰とは言い難い。 皆が警戒して参加者が少なければ多少の利益は出るかもしれないが、需給が崩れるリスクもあり悩ましいところ。 |