グラフィコの立会外分売分析
銘柄名 | 【4930】 グラフィコ |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2023/02/14 (火) |
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予定期間 | 2023/02/22 (水) ~ 2023/02/28 (火) |
実施日 | 2023/02/22 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,500 円 |
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分売枚数 | 600 枚 | 前日終値 | 2,152 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 2,087 円 |
PER | 26.67 倍 | 割引率 | -3.02 % |
PBR | 2.82 倍 | 発表日比 | -16.52 % |
株式情報
発行済株数 | 933,780 株 | 時価総額 | 1,949 百万円 |
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浮動株数 | 275,465 株 | 浮動株総額 | 575 百万円 |
分売株数 | 30,000 株 | 分売総額 | 63 百万円 |
前日出来高 | 13,400 株 | 出来高/分売数 | 44.67 % |
対株式数比 | 3.21 % | 浮動株比率 | 29.50 % |
対浮動株比 | 10.89 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は50枚、出来高30枚程度と流動性は低い。 2021年に続き1年半ぶり2回目の分売実施となっている。 時価総額は20億円で移行基準日時点での流通株式時価総額8億円とスタンダード市場の上場維持基準10億円に未達である。 その後の株価上昇を加味すればこの分売後であればなんとか形式上は満たすものの、かなり心許ないところ。 今期業績は売上高+5%、営業利益-27%を見込んでいるが、2Q時点ですでに通期計画を超過しており前期比でも悪くないことから、会社計画は保守的で上振れ余地がある。 年間配当は無配。株主優待として6月権利で6,000円相当の自社商品券の設定があり、換金利回りは1.2%ほど。 PER19.5倍、PBR0.93倍の株価水準は市場平均並み。 株価は直近では1,800円前後を底値として高値2,500円あたりのレンジで取引されているが非常にボラティリティは高い。 分売数量はごく僅かであることから、前回の分売と同様に手堅く一定の利益は見込めるため参加方針で問題なさそう。 ただし配分はまず困難とみられるため運試し程度か。 2/21追記: 発表日より10%以上売り込まれており、分売価格は過去1ヶ月の安値以下と値ごろ感のある株価となっている。 流動性も十分に改善しており、このくらいの分売数量であればまったく問題なく捌ききれるものと思われる。 今回も引き続き安定した利益が見込めそうだが、前述の通り配分面に関しては非常に困難なため期待しないほうがいい。 |