やまみの立会外分売分析
銘柄名 | 【2820】 やまみ |
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市場 | 東証プライム |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | プライム市場における流通株式比率・流通株式時価総額・売買代金の項目に関する基準を充たしていないため、当該基準の早期達成に資するべく、当社株式の分布状況の改善や流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2023/02/14 (火) |
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予定期間 | 2023/02/28 (火) ~ 2023/03/02 (木) |
実施日 | 2023/02/28 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,335 円 |
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分売枚数 | 5,200 枚 | 前日終値 | 1,304 円 |
申込上限 | 50 枚 | 分売価格 | 1,271 円 |
PER | 35.14 倍 | 割引率 | -2.53 % |
PBR | 1.31 倍 | 発表日比 | -4.79 % |
株式情報
発行済株数 | 6,967,500 株 | 時価総額 | 8,856 百万円 |
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浮動株数 | 641,010 株 | 浮動株総額 | 815 百万円 |
分売株数 | 244,000 株 | 分売総額 | 310 百万円 |
前日出来高 | 172,300 株 | 出来高/分売数 | 70.61 % |
対株式数比 | 3.50 % | 浮動株比率 | 9.20 % |
対浮動株比 | 38.06 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は100枚、出来高50枚程度と流動性は低い。 2019年6月に続き3年ぶり2回目の分売実施となっている。 プライム市場の上場維持基準充足目的だが、移行基準日時点での流通株式時価総額はわずか54億円しかない。 現状で時価総額すら100億円に届かない状況ではさすがにプライム市場残留は背伸びしすぎではないだろうか。 今期業績は売上高+8%、営業利益横ばいを見込んでおり、2Q時点では進捗率55%と概ね想定通り推移している。 年間配当は32円で利回りは2.4%ほど。株主優待はない。 PER12.6倍、PBR1.15倍の株価水準は市場平均並み。 株価は長期的に下落基調だったが最近では1,300円付近を損ねにして下げ止まっているようにもみえる。 銘柄としては悪くはないのだが流動性がなさすぎて3億円規模の分売となるとさすがに需給悪化となるのは必至か。 安く買いたければザラバ中でいくらでも買えそうなため、現状の流動性が改善されなければ見送り方向で十分そう。 2/27追記: 発表後は上昇していたが、なんとか値決め日までには下落しており分売価格は年初来安値を下回っている。 さすがにこの価格帯から下は過去のチャートを見ても一定の反発は見込めそうだが買い板が薄いため油断はできない。 とりあえず流動性は改善しているため打診程度に参加してもよさそうだが、最終的には朝の気配次第としたい。 |