キムラの立会外分売分析

銘柄名 7461】 キムラ
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2022/12/08 (木)
予定期間 2022/12/16 (金) ~ 2022/12/20 (火)
実施日 中止

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 588 円
分売枚数 1,200 枚 前日終値 581 円
申込上限 50 枚 分売価格 564 円
PER 49.80 倍 割引率 -2.93 %
PBR 0.80 倍 発表日比 -4.08 %

株式情報

発行済株数 15,180,000 株 時価総額 8,562 百万円
浮動株数 592,020 株 浮動株総額 334 百万円
分売株数 150,000 株 分売総額 85 百万円
前日出来高 2,600 株 出来高/分売数 1.73 %
対株式数比 0.99 % 浮動株比率 3.90 %
対浮動株比 25.34 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに30枚未満と流動性に乏しい。

2019年以来3年ぶり5回目の分売実施となっている。

特段分売の必要性もなく、大株主からの売却と思われる。

今期業績は売上高横ばい、営業利益+6%を見込んでいるが、2Q時点では進捗率60%なものの前期比減益となっている。

年間配当は13円で利回りは1.7%ほど。株主優待はない。

PER7.27倍、PBR0.63倍の株価水準は割安感がある。

株価は板が飛び飛びであるためチャートの体をなしていないが、週足ベースで見ると550-600円で比較的安定感がある。

過去いずれも似たような規模感だったが、寄りは分売価格同値近辺で手数料負けがいいところと微妙な結果であった。

指標的には割安なものの、分売の売りを捌ききれるほどの買い需要も期待できないため今回も見送りで十分と思われる。

12/15追記:

大して売り込まれておらず、大引けはアップティックでの約定で引けているため実質的な割引率は2.1%しかない。

さらに流動性もまったく改善しておらず、過去チャートでも底値圏には程遠いため分売価格を割り込む可能性が高い。

これといって特色がなく保有するメリットを感じないが、例によって価格が安いため何故か完売してしまうと思われる。

当然見送りでどれくらいの参加者がいるのか観察しておきたいが、売り圧力で終始上値は重い展開となりそう。

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