ミヨシ油脂の立会外分売分析

銘柄名 4404】 ミヨシ油脂
市場 東証スタンダード
信用区分 貸借
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を目的として実施するものです。

スケジュール

発表日 2022/11/28 (月)
予定期間 2022/12/07 (水) ~ 2022/12/09 (金)
実施日 2022/12/07 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,022 円
分売枚数 3,800 枚 前日終値 980 円
申込上限 50 枚 分売価格 951 円
PER -30.35 倍 割引率 -2.96 %
PBR 0.38 倍 発表日比 -6.95 %

株式情報

発行済株数 10,306,895 株 時価総額 9,802 百万円
浮動株数 2,514,882 株 浮動株総額 2,392 百万円
分売株数 185,600 株 分売総額 177 百万円
前日出来高 101,100 株 出来高/分売数 54.47 %
対株式数比 1.80 % 浮動株比率 24.40 %
対浮動株比 7.38 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

2022年5月以来、半年ぶり2回目の分売実施となっている。

前回の分売は三菱UFJ信託銀行の自己保有分の処分であり、今回は残った株を同様に再度分売で処分する形になっている。

原材料高の影響を転嫁できず通期業績予想を下方修正しており、前期から一転して赤字転落を見込んでいる。

年間配当は30円で利回りは2.9%ほど。株主優待は12月権利でクオカード1,000円分の設定があり総合利回り3.9%ほど。

PERは評価不可だが、PBR0.41倍はやや割安感がある。

株価は前回の分売時に窓を空けて反落しており、半年経った現在でも未だ復調せずに1,000円前後で推移している。

分売数量は前回よりも少なく貸借銘柄であることから今回も同様に一定の利益は見込めるものと思われる。

12月権利取りの需要もあるため持ち越せば戻しそうだが、本業が赤字であることを踏まえても長期は持ち越したくない。

12/6追記:

発表日より窓を空けて下落しており、分売価格はは直近安値以下でコロナショック以来の価格と値ごろ感はある。

流動性も向上しており、空売りも十分入っているため今回も下値リスクもなく安定的な利益が見込めると思われる。

最近の分売は短期で資金が抜ける傾向にあるため寄り後の動きは読みづらいが、月内の優待権利くらいまでは底堅そう。

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