兵機海運の立会外分売分析
| 銘柄名 | 【9362】 兵機海運 | 
|---|---|
| 市場 | 東証スタンダード | 
| 信用区分 | 信用 | 
| 実施目的 | 一定数量の売却意向があり、また当社株式の流動性向上および株主数増加を図るため。 | 
スケジュール
| 発表日 | 2022/11/15 (火) | 
|---|---|
| 予定期間 | 2022/11/22 (火) ~ 2022/11/29 (火) | 
| 実施日 | 2022/11/22 (火) | 
分売情報
| 単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,862 円 | 
|---|---|---|---|
| 分売枚数 | 800 枚 | 前日終値 | 1,833 円 | 
| 申込上限 | 20 枚 | 分売価格 | 1,778 円 | 
| PER | 7.27 倍 | 割引率 | -3.00 % | 
| PBR | 0.62 倍 | 発表日比 | -4.51 % | 
株式情報
| 発行済株数 | 1,224,000 株 | 時価総額 | 2,176 百万円 | 
|---|---|---|---|
| 浮動株数 | 454,104 株 | 浮動株総額 | 807 百万円 | 
| 分売株数 | 60,000 株 | 分売総額 | 107 百万円 | 
| 前日出来高 | 27,200 株 | 出来高/分売数 | 45.33 % | 
| 対株式数比 | 4.90 % | 浮動株比率 | 37.10 % | 
| 対浮動株比 | 13.21 % | 
参加評価
| 分売評価 | B | ||
|---|---|---|---|
| 評価コメント | 板は100枚、出来高30枚程度と流動性はやや低い。 2022年5月に続き半年ぶり2回目の分売実施となっている。 前回の分売は共栄火災海上保険、りそな銀行、みなと銀行からの共同処分となっており、引き続き今回も政策保有株式処分の一環としての分売実施だと考えられる。 同日に通期業績予想と年間配当を上方修正しており、今期の当初は減収見込みだったのが運賃の高止まりと円安効果で一転して売上高+9%、営業利益+23%の増益を見込んでいる。 年間配当は115円で利回りは6.5%ほど。株主優待はない。 PER4.65倍、PBR0.60倍の株価水準は割安感がある。 株価は前回の分売が見直し買いの契機になったのか1,400円付近を底値として上昇しており、直近では2,000円に迫る。 さすがに直近の株価の高騰は過熱感は否めないが、もう少し安く決まってくれるのであれば押し目買いのいい機会か。 できれば75日線以下の1,700円台前半あたりで決まってくれれば配当利回り6%台後半というところで値ごろ感が出そう。 11/21追記: 前回の結果を受けて値決め日に大して下落しなかったのは残念だが、75日線ラインでの分売価格は反発が見込める。 出来高はもう少し欲しいところだったが、分売数量は少量であり需給面では引き続き特に問題はなさそう。 配当利回り6%台ということで見直し買いの実需も期待でき、短期でもしばらくスイングしても面白そう。  | 
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