アレンザホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【3546】 アレンザホールディングス |
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市場 | 東証プライム |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、また当社株式の流動性向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2022/10/20 (木) |
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予定期間 | 2022/10/28 (金) ~ 2022/11/04 (金) |
実施日 | 2022/10/28 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 997 円 |
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分売枚数 | 4,100 枚 | 前日終値 | 927 円 |
申込上限 | 30 枚 | 分売価格 | 899 円 |
PER | 28.95 倍 | 割引率 | -3.02 % |
PBR | 1.42 倍 | 発表日比 | -9.83 % |
株式情報
発行済株数 | 30,193,386 株 | 時価総額 | 27,144 百万円 |
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浮動株数 | 5,072,489 株 | 浮動株総額 | 4,560 百万円 |
分売株数 | 340,000 株 | 分売総額 | 306 百万円 |
前日出来高 | 212,100 株 | 出来高/分売数 | 62.38 % |
対株式数比 | 1.13 % | 浮動株比率 | 16.80 % |
対浮動株比 | 6.70 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は300枚、出来高150枚程度と流動性はまずまず。 プライム市場の上場維持基準については移行基準日時点で流通株式比のみが2%程度不足しているようである。 親会社のバローHDが50%超と社長一族が10%程度保有しているため、そのどちらかからの売却ではないだろうか。 新収益認識基準適用により単純比較できないが、今期は3%程度の微増益を見込んでいる。ただ2Q時点では減益気味。 年間配当は38円で利回りは4.2%ほど。株主優待は2月権利でJCBギフト券1,000円分の設定があり総合利回り5.3%ほど。 PER6.37倍、PBR1.01倍の株価は割安感がある。 株価はここ半年ほどは850-950円の非常に狭いレンジで取引されており、ボラティリティは低く安定感がある。 手頃な株価の貸借銘柄の高配当バリュー株ということで、言うことなしで鉄板の利益が出る案件になるものと思われる。 チャートでも単元保有での総合利回りが5%となる960円あたりが底値圏として意識されているため、900円代前半での値決めとなればかなり値ごろ感はあるのではないだろうか。 あとは値決め日の大引けに買い上げて公共の利益を台無しにする輩が出てこないことを祈りたい。 10/27追記: 発表翌日に大幅に売り込まれており、900円以下での値決めとなると8ヶ月ぶりの安値圏と値頃感がある。 直近最安値よりはやや買い戻されてしまっているものの、この価格帯であれば下値リスクも低く問題なさそう。 分売価格は総合利回り5.3%ということもあり、1,000株でもまだ4.8%ラインであることから安く寄るようであれば買い増して2月権利までスイングも面白いかもしれない。 |