ストリームメディアコーポレーションの立会外分売分析

銘柄名 4772】 ストリームメディアコーポレーション
市場 東証グロース
信用区分 信用
実施目的 今回の立会外分売は、当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上を図ることを目的として行うものであります。

なお、2020年7月31日に公表いたしましたとおり、当社は株式会社 SMEJとの吸収合併に伴い、「合併等による実質的存続性の喪失に係る猶予期間」に入っております。そのため、本立会外分売実施後も当該猶予期間(2020年8月1日から2023年12月31日まで)に新規上場審査基準に準じた基準に適合しない場合には上場廃止となる恐れがあります。

スケジュール

発表日 2022/10/05 (水)
予定期間 2022/10/14 (金) ~ 2022/10/21 (金)
実施日 2022/10/14 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 173 円
分売枚数 36,800 枚 前日終値 148 円
申込上限 30 枚 分売価格 143 円
PER -130.95 倍 割引率 -3.38 %
PBR 7.36 倍 発表日比 -17.34 %

株式情報

発行済株数 115,903,831 株 時価総額 16,574 百万円
浮動株数 2,897,596 株 浮動株総額 414 百万円
分売株数 1,500,000 株 分売総額 215 百万円
前日出来高 473,400 株 出来高/分売数 31.56 %
対株式数比 1.29 % 浮動株比率 2.50 %
対浮動株比 51.77 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は2,000枚、出来高は1,000枚程度と流動性は高い。

筆頭株主が77.6%を保有しているため、移行基準日時点での流通株式比率は21.4%と上場維持基準を下回っている。

今回の分売で多少は改善するが、基準の25%を充足するにはさらに2回程度の分売が必要となるのではないか。

配当は無配で株主優待は廃止済みと株主還元策に乏しい。

赤字のためPERは算出不可、PBR2.21倍は割安感はない。

エンタメ系企業というだけあってコロナ禍の影響を受け大赤字となっており、今期も赤字縮小だが先は読めない。

株価は200円以下の低空飛行ではあるが、何か材料が出る度に突然吹き上がるためまだ逃げ場はありそうな気がする。

低位株の類似案件としては200円前後で1万枚台のアルバイトタイムス、神東塗料、イントランスなどあるが、いずれも分売価格前後での寄り付きで参加する時間の無駄であった。

よほど流動性が改善したり板が厚くなければ見送り方向でも問題なさそうな感じがするところ。

10/13追記:

発表日より10%以上売り込まれているが、現在の株価位置からしても140円台ではこれといって値ごろ感はない。

いくらか出来高は増加しており流動性は改善しているが、結局その分参加者が増えて売り圧力も増えると思われる。

同値近辺で手数料負けがいいところと思われるので、一応気配は確認したいが見送りでも問題なさそう。

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