アトラエの立会外分売分析

銘柄名 6194】 アトラエ
市場 東証プライム
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を目的としたものであります。

スケジュール

発表日 2022/08/31 (水)
予定期間 2022/09/07 (水) ~ 2022/09/09 (金)
実施日 2022/09/07 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,627 円
分売枚数 3,200 枚 前日終値 1,500 円
申込上限 2 枚 分売価格 1,470 円
PER 104.59 倍 割引率 -2.00 %
PBR 7.37 倍 発表日比 -9.65 %

株式情報

発行済株数 26,961,200 株 時価総額 39,633 百万円
浮動株数 - 株 浮動株総額 - 百万円
分売株数 270,000 株 分売総額 397 百万円
前日出来高 668,900 株 出来高/分売数 247.74 %
対株式数比 1.00 % 浮動株比率 - %
対浮動株比 - %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに500枚以上と流動性は非常に高い。

2021年5月以来、1年ぶり4回目の分売実施となっている。

プライム市場の上場基準は満たしており、前回と同様に社長とその資産管理会社からの換金売り目的と考えられる。

新収益認識基準適用により単純比較できないが、今期業績は売上高+42%、営業利益横ばいを見込んでいる。3Q時点の営業利益は前年同期比並みで概ね計画通りか。

配当は無配で株主優待もなく株主還元策に乏しい。

PER65.9倍、PBR7.81倍の株価水準は割高感がある。

株価はレンジ相場だが、1,300-2,000を行ったり来たりと株価の割にボラティリティが大きいため注意が必要。

過去3回の分売ともに曰く付き案件として有名であり、必ず2%割引とケチくさいことに加えて値決めまでの胡散臭い値動きにより空売りが返済されて寄りでは割れもしくは微益。

流石に今回は半分の株数のためなんとかなると思いたいが、初回の分売はこれ以下の株数でも寄りでは割れている。

流動性は高いため釣り上げがこなければ参加方向で良さそうだが、念のため警戒するに越したことはないと思われる。

9/6追記:

値決めまでの値動きには不自然さはあったもの、値決め日はなんとか安値引けということはマシなところ。

割引率は相変わらずケチな2%実施だが、とりあえず直近安値程度での値決めとあってテクニカル的にはほぼ底値圏。

1,500円以下の買い板は厚いため一定の利益は出そうだが、利益についてはあまり期待しない方がいいかもしれない。

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