エプコの立会外分売分析
銘柄名 | 【2311】 エプコ |
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市場 | 東証プライム |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 東京証券取引所の市場区分見直しに関して、プライム市場における流通株式時価総額の基準を達成すること、及び当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的として行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2022/08/22 (月) |
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予定期間 | 2022/08/29 (月) ~ 2022/08/31 (水) |
実施日 | 2022/08/29 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 690 円 |
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分売枚数 | 2,800 枚 | 前日終値 | 654 円 |
申込上限 | 100 枚 | 分売価格 | 631 円 |
PER | 36.93 倍 | 割引率 | -3.52 % |
PBR | 1.24 倍 | 発表日比 | -8.55 % |
株式情報
発行済株数 | 9,316,000 株 | 時価総額 | 5,878 百万円 |
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浮動株数 | 1,546,456 株 | 浮動株総額 | 976 百万円 |
分売株数 | 419,000 株 | 分売総額 | 264 百万円 |
前日出来高 | 263,200 株 | 出来高/分売数 | 62.82 % |
対株式数比 | 4.50 % | 浮動株比率 | 16.60 % |
対浮動株比 | 27.09 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 2021年12月以来、8ヶ月ぶり3回目の分売となっている。 プライム市場の上場維持基準である流通株式時価総額充足のための分売となっているが、そもそも時価総額が60億円足らずしかないのに流通株式時価総額100億円は無茶すぎる。 実際に流通株式時価総額でみれば2回の分売を考慮したとしても30億円程度しかなく、このような銘柄はプライム市場から脱落した方が市場の信頼性的に望ましいのではなかろうか。 余談だが分売発表IR資料では前回分売時の資料のコピペなのか未だに「東証第一部」表記となっている。このようなレベルの低いIR部門は尚更にプライム市場には相応しくない。 計画未達により通期業績予想を下方修正しており、今期業績は売上高+3%、営業利益-74%とまったく期待できない。 年間配当は32円で利回りは5.1%ほど。株主優待は抽選で太陽光発電システムまたは蓄電池無償設置権の設定がある。 PER20.3倍、PBR1.11倍の株価水準は市場平均並み。 株価は今年に入ってからは650-750円の低い水準で低迷しており、株価は10年前とあまり変わりがない。 一方で株価には割高感もなく、高配当であるためこれ以上大きく売られるということは想定し難い。 もう少し流動性の改善は必要とされるが、前回のようにある程度の利益は望める案件になるものと思われる。 8/26追記: 発表日以降はさらに売り込まれており、分売価格は過去6年の安値以下でコロナショックの大底以下と値ごろ感がある。 手頃な株価でさらに割引率もよく流動性も改善しているため、文句のつけようがなくこれ以上の下値は限定的。 650円以下の買指値が多いことも実需を裏付ける。 特に配当利回り5%超え水準は魅力的であり、安く寄るようであればむしろ買い増しまで視野に入れてもいいところ。 売りが一巡すれば分売前までの戻りも期待できるため、しばらく持ち越しても面白いかもしれない。 |