ピーエイの立会外分売分析

銘柄名 4766】 ピーエイ
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

また、本立会外分売に関して、当社の主要株主である筆頭株主「以下、「筆頭株主」という」の加藤博敏氏が保有する当社株式について売却するものであり、約定結果によっては当社の筆頭株主の異動が発生する可能性があります。

筆頭株主の異動の発生を認識した場合には、速やかにお知らせいたします。

スケジュール

発表日 2022/08/17 (水)
予定期間 2022/08/25 (木) ~ 2022/09/02 (金)
実施日 2022/08/25 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 174 円
分売枚数 8,600 枚 前日終値 167 円
申込上限 50 枚 分売価格 162 円
PER 276.92 倍 割引率 -2.99 %
PBR 4.88 倍 発表日比 -6.90 %

株式情報

発行済株数 11,229,800 株 時価総額 1,819 百万円
浮動株数 1,066,831 株 浮動株総額 173 百万円
分売株数 360,000 株 分売総額 58 百万円
前日出来高 129,200 株 出来高/分売数 35.89 %
対株式数比 3.21 % 浮動株比率 9.50 %
対浮動株比 33.74 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに500枚程度と流動性は高い。

2015年3月以来、7年ぶり3回目の分売実施となっている。

経過措置により当面猶予となっているものの、スタンダード市場の上場維持基準である流通株式時価総額10億円に未達。

現状の株価であれば流通株式比率を50%程度まで上昇させる必要があるため、会長の保有株処分も一環と考えられる。

今期業績は売上高+14%、営業利益黒字転換を見込んでおり、2Q時点での進捗率は51%と概ね予定通り推移している。

配当は無配で優待もなく、株主還元策に乏しい。

PER49.8倍、PBR5.27倍の株価水準は割高感がある。

株価は時々材料視で吹き上がるものの、今年に入ってからは150-180円付近での低空飛行状態が続いている。

業績もいまひとつ成長性も微妙で株価も割安感はなく、純粋にこの銘柄に投資するメリットが感じられない。

さらにこれだけの低位株だと過去2回のように手数料負けがいいとこな展開になることはほぼ間違いなさそう。

同日実施のカオナビだけ注力とし、こちらは気にかけるだけ時間の無駄になりそうなので無視でいいのではないか。

8/24追記:

相変わらず低位株のためヨコヨコな値動きとあってあまり発表日時点とは変動していない。

分売価格は過去2ヶ月間の安値以下のため値ごろ感はあるが、手間の割には利益は出るかどうかといったところ。

とりあえず参加しても損はなさそうだが、参加しても見送りでもどちらでもいい程度の利益になるのではないか。

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