アイリックコーポレーションの立会外分売分析

板は200枚、出来高50枚程度と流動性はまずまず。

特段分売の必要性もなく、大株主からの売却と考えられる。

来期業績は先行投資の費用計上などにより売上高+18％、営業利益-27％と増収減益を見込んでいる。

年間配当は12円で利回りは1.6％ほど。株主優待は6月権利で株数に応じてプレミアム優待倶楽部の設定がある。

PER36.8倍、PBR1.71倍の株価水準はやや割高感がある。

株価は今年に入ってからずっと下落基調にあり直近では800円を底値として低空飛行な状態だが、今回の決算の来期予想失望売りでどこまで売られるかといったところ。

分売数量は発行済株式の1％未満とごく僅かであり、長期保有は微妙だが短期勝負なら利益は出る可能性がある。

あまり利益は見込めそうにないがとりあえず参加したい。

8/22追記：

値決め日に大幅に売り込まれており、分売価格は年初来安値どころか上場来安値以下となっている。

引けにかけての釣り上げは残念だが、この分売価格であればとりあえずは及第点といったところではなかろうか。

流動性も向上しており、とりあえず分売数量を捌く程度であれば特に問題ないものと思われる。数日粘れば800円くらいまでの戻りは期待できるかもしれないが、短期勝負としたい。