バルニバービの立会外分売分析

銘柄名 3418】 バルニバービ
市場 東証グロース
信用区分 信用
実施目的 分売人より一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による当社株式流動性の向上及び分布状況の改善を図るため。

スケジュール

発表日 2022/06/21 (火)
予定期間 2022/06/28 (火) ~ 2022/06/30 (木)
実施日 2022/06/28 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,027 円
分売枚数 1,000 枚 前日終値 985 円
申込上限 10 枚 分売価格 955 円
PER 248.26 倍 割引率 -3.05 %
PBR 11.42 倍 発表日比 -7.01 %

株式情報

発行済株数 8,771,880 株 時価総額 8,377 百万円
浮動株数 2,157,882 株 浮動株総額 2,061 百万円
分売株数 100,000 株 分売総額 96 百万円
前日出来高 52,300 株 出来高/分売数 52.30 %
対株式数比 1.14 % 浮動株比率 24.60 %
対浮動株比 4.63 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は100枚、出来高50枚程度と流動性はやや低い。

特段分売の必要性もなく、株主構成からしても大株主からの単純な売却目的かと考えられる。

コロナ禍直撃の業種で3期連続の営業赤字を見込んでいるが、助成金など特別利益でなんとか黒字となっている。

年間配当は7.5円で利回りは0.8%ほど。株主優待として1,7月権利で株数に応じて食事券の設定がある。

PER27.3倍。PBR3.88倍の株価水準はやや割高感がある。

株価はここ1年ほどは900-1,200円の比較的狭いレンジで取引されており、グロース市場銘柄の割には安定感がある。

発行済株式に対して分売数量は多すぎるということはないが、もう少し流動性がないと厳しいかもしれない。

とりあえず7月優待権利が近いのは一定の底支え材料にはなりそうで節目の1,000円から大幅に割れるということは考えづらいが、このままならあまり利益が出るとも考えづらい。

もう少し流動性の改善に期待することとしたい。

6/27追記:

節目の1,000円割れでの値決めとなっており、分売価格は年初来安値まであと一歩という価格は値ごろ感がある。

やはり来月が優待権利でということもあってか一定の買い需要があるようで、当日中は微妙だった先日のNATTY SWANKYが数日寝かせるだけで比較的好案件に化けたことを踏まえるとこの枚数であれば売り急ぐことはないかもしれない。

下値リスクは限定的なため、参加方針で問題なさそう。

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