プラネットの立会外分売分析
銘柄名 | 【2391】 プラネット |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 東京証券取引所の市場区分見直しに関して、スタンダード市場における流通株式比率の基準を充たすべく、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2022/06/14 (火) |
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予定期間 | 2022/06/23 (木) ~ 2022/06/28 (火) |
実施日 | 2022/06/23 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,308 円 |
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分売枚数 | 2,300 枚 | 前日終値 | 1,275 円 |
申込上限 | 40 枚 | 分売価格 | 1,224 円 |
PER | 16.33 倍 | 割引率 | -4.00 % |
PBR | 7.00 倍 | 発表日比 | -6.42 % |
株式情報
発行済株数 | 6,632,800 株 | 時価総額 | 8,119 百万円 |
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浮動株数 | 424,499 株 | 浮動株総額 | 520 百万円 |
分売株数 | 120,000 株 | 分売総額 | 147 百万円 |
前日出来高 | 3,200 株 | 出来高/分売数 | 2.67 % |
対株式数比 | 1.81 % | 浮動株比率 | 6.40 % |
対浮動株比 | 28.27 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は100枚程度、出来高は30枚前後と流動性に乏しい。 2022年3月に続き、3ヶ月ぶり2回目の分売となっている。 元々が業界各社の共同出資により設立されているため固定株が多く、スタンダード市場の流通株式比率については前回の分売を考慮してもなお5%ほど不足している。 まだ2回程度は同規模の分売が必要になるのではないか。 今期業績は売上高+1%、営業利益-4%を見込んでおり、3Q時点での進捗率は76%と概ね計画通りに推移している。 やはり業界の共同利益のために存在しているような会社であるため、安定感はあるが業績面の伸びは期待できない。 年間配当は42円で利回りは3.4%ほど。株主優待はない。 PER15.5倍、PBR1.68倍の株価水準は市場平均並み。 株価は分売前までは1,400円台で安定していたが、前回の分売後は需給悪化で売られ続けており下落基調にある。 前回は同数量で4%割引での実施だったにも関わらず、寄りは分売価格同値であり実質的には手数料負けであった。 今回は配当権利の7月に近いこともあり少しは買い需要があるかもしれないがあまり期待はできない。 業績面の安定感くらいしか銘柄としての魅力がなく、よほど流動性が改善しなければ見送りでよさそう。 6/22追記: いくらか売り込まれているが、先日の安値を大きく割り込んだ値決めでもなくあまり値ごろ感は感じられない。 流動性もまったく改善しておらず、前回も出来高率1%で割引率4%でも寄りは同値の結果をみるとお察しであろう。 前回からのチャートを見ての通り分売価格を奪還できず塩漬けになるリスクが高く、見送りが無難と思われる。 |