コーユーレンティアの立会外分売分析

銘柄名 7081】 コーユーレンティア
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2022/06/13 (月)
予定期間 2022/06/21 (火) ~ 2022/06/27 (月)
実施日 2022/06/21 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,439 円
分売枚数 1,000 枚 前日終値 1,230 円
申込上限 10 枚 分売価格 1,193 円
PER 12.18 倍 割引率 -3.01 %
PBR 0.90 倍 発表日比 -17.10 %

株式情報

発行済株数 5,412,300 株 時価総額 6,457 百万円
浮動株数 746,897 株 浮動株総額 891 百万円
分売株数 100,000 株 分売総額 119 百万円
前日出来高 40,200 株 出来高/分売数 40.20 %
対株式数比 1.85 % 浮動株比率 13.80 %
対浮動株比 13.39 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに50枚程度と流動性は低い。

移行基準日時点におけるスタンダード市場の上場維持基準は、流通株式比率のみ18.5%と基準に7%程度不足している。

今回の分売だけではまだ充足できないため、もう2回くらいは同規模の分売など必要になってくるかもしれない。

今期業績は売上高-6%、営業利益-33%と大幅減益を見込んでいるものの、1Q決算は増収増益着地で進捗率42%となっているのはさすがに会社予想は保守的な気がする。

年間配当は40円で利回りは3.3%ほど。株主優待として12月権利で株数に応じてプレミアム優待倶楽部の設定がある。

PER6.46倍、PBR0.89倍の株価水準は割安感がある。

株価は比較的安定感があり、年初の1,200円台の底値から現在は1,500円前後まで徐々に下値を切り上げてきている。

分売数量も多すぎず指標的には十分割安であるものの、この分売数量を捌くには流動性が不足している感は否めない。

当日までに流動性の改善と1,300円台での値決めとなってくれば下値リスクも限定的で悪くない案件となりそう。

6/20追記:

発表から200円以上大幅に売り込まれており、1,200円割れの分売価格は年初来安値以下と値ごろ感がある。

指標的にも十分バリュー株の範疇であり、テクニカル的にも売られ過ぎな株価水準で一定の買い需要は期待できそう。

ただ流動性はもう一歩というところなので、寄り売りの参加者が増えすぎると期待ほどの利益は出ないと思われる。

なお12月決算だが期末一括配当のため、6月末に関しては持ち越すメリットがない点については惜しいところ。

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