愛知時計電機の立会外分売分析
銘柄名 | 【7723】 愛知時計電機 |
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市場 | 東証プライム |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2022/06/06 (月) |
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予定期間 | 2022/06/13 (月) ~ 2022/06/15 (水) |
実施日 | 2022/06/13 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,510 円 |
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分売枚数 | 1,000 枚 | 前日終値 | 1,471 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 1,427 円 |
PER | 18.39 倍 | 割引率 | -2.99 % |
PBR | 0.68 倍 | 発表日比 | -5.50 % |
株式情報
発行済株数 | 15,420,000 株 | 時価総額 | 22,004 百万円 |
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浮動株数 | 2,868,120 株 | 浮動株総額 | 4,093 百万円 |
分売株数 | 77,000 株 | 分売総額 | 110 百万円 |
前日出来高 | 29,700 株 | 出来高/分売数 | 38.57 % |
対株式数比 | 0.50 % | 浮動株比率 | 18.60 % |
対浮動株比 | 2.68 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。 2022年3月以来、3ヶ月ぶり2回目の分売実施となっている。 みのもんた氏が第2位株主であることは有名だが、前回の有報記載値と最新の招集通知を比べると保有株数が8万株強減少していることから前回も氏からの売却の可能性が高い。 元々は競合企業ニッコクの会長の立場での保有だったが、今後の事業継承や相続まわりを視野に入れて今回も同様にしばらく小出しの分売が続くのではないだろうかと予想される。 前期は増収増益で着地したが、今期は原材料費の高騰などから売上高+2%、営業利益-15%の増収減益を見込んでいる。 年間配当は42円で利回りは2.8%ほど。株主優待はない。 PER9.19倍、PBR0.62倍の株価水準は割安感がある。 株価は前回の分売発表で200円近く窓を開けて下落しているが、3ヶ月ほど経ってもその分は埋められておらず1,500-1,600円のレンジで推移している。 とりあえず分売価格が1,400円代前半で決まってこればテクニカル的にも底値圏であり一定の利益は見込めそう。 ただ最近は貸借案件でも釣り上がって値決めされることが多いため、その結果次第ではあまり旨味はないかもしれない。 6/10追記: 最近貸借銘柄によくありがちな発表翌日に下落してからの買い戻しによって釣り上がっておりあまり割安感はない。 とりあえず1,400円台前はここしばらくの底値圏であるため下値リスクは低く一定の利益は出るものと思われる。 ただ空売りもやや返済されてしまっており、損はしないが利益についてもあまり期待しない方がいいかもしれない。 |