ミヨシ油脂の立会外分売分析

銘柄名 4404】 ミヨシ油脂
市場 東証スタンダード
信用区分 貸借
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を目的として実施するものです。

スケジュール

発表日 2022/05/23 (月)
予定期間 2022/05/31 (火) ~ 2022/06/02 (木)
実施日 2022/05/31 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,109 円
分売枚数 2,300 枚 前日終値 1,036 円
申込上限 50 枚 分売価格 1,005 円
PER 47.95 倍 割引率 -2.99 %
PBR 0.40 倍 発表日比 -9.38 %

株式情報

発行済株数 10,306,895 株 時価総額 10,358 百万円
浮動株数 2,782,862 株 浮動株総額 2,797 百万円
分売株数 200,000 株 分売総額 201 百万円
前日出来高 322,200 株 出来高/分売数 161.10 %
対株式数比 1.94 % 浮動株比率 27.00 %
対浮動株比 7.19 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに100枚程度と流動性は低い。

特段の分売の必要性もなく、株主構成からしても大株主からの持ち合い株式売却目的だと考えられる。

今期業績は新収益認識基準適用により単純比較できないが、価格改定により営業利益は+27%と増益を見込んでいる。

年間配当は40円で利回りは4.0%ほど。株主優待は12月権利で1,000円分クオカードの設定があり総合利回り5.0%ほど。

PER14.8倍、PBR0.41倍の株価水準は市場平均並み。

株価は昨年末の1,300円台から下落し続けていたが、目先下げ止まっており1,100円近辺で推移している。

分売価格が節目の1,000円割れあたりで決まってくると長期的にも底値感があり、総合利回り5%水準で買いが入りやすい。

貸借銘柄で分売数量も多すぎるということはないので、あとは昨今の案件のように釣り上げての値決めは避けたい。

5/30追記:

発表日より大幅に売り込まれての値決めとなっており、分売価格はコロナショック以来の安値圏と値ごろ感がある。

昨今の案件のように値決め日に売り方が踏まれて分売価格は釣り上がってはいるが、このくらいならまだ悪くはない。

優待込みでの利回りが5%近いことや節目の1,000円付近での根強い買い需要を踏まえるとかなり底堅い案件といえる。

買い戻し一巡で寄り天となる可能性は否定できないが、逆にあまり高く寄らないのであれば持ち越しも検討したい。

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