はごろもフーズの立会外分売分析
銘柄名 | 【2831】 はごろもフーズ |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善および流動性の向上のため |
スケジュール
発表日 | 2022/05/23 (月) |
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予定期間 | 2022/05/30 (月) ~ 2022/06/02 (木) |
実施日 | 2022/05/30 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 3,080 円 |
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分売枚数 | 300 枚 | 前日終値 | 3,085 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 2,993 円 |
PER | 180.54 倍 | 割引率 | -2.98 % |
PBR | 1.58 倍 | 発表日比 | -2.82 % |
株式情報
発行済株数 | 10,325,365 株 | 時価総額 | 30,904 百万円 |
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浮動株数 | 1,579,781 株 | 浮動株総額 | 4,728 百万円 |
分売株数 | 40,000 株 | 分売総額 | 120 百万円 |
前日出来高 | 1,900 株 | 出来高/分売数 | 4.75 % |
対株式数比 | 0.39 % | 浮動株比率 | 15.30 % |
対浮動株比 | 2.53 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は50枚、出来高20枚程度と流動性に乏しい。 2021年11月以来、半年ぶり6回目の分売実施となっている。 いつもならば例年11月の常連銘柄なのに珍しいところ。 報告義務消失によって追跡な困難だが、株数からしてもこれまで通りに会長の後藤康雄氏からの売却と考えられる。 今期業績は原材料価格や流通コストの高騰などにより売上高-1%、営業利益-34%の大幅減益を見込んでいる。 年間配当は50円で利回りは1.6%ほど。株主優待は3,9月権利で500株以上にて自社製品3,000円分の設定がある。 PER23.4倍、PBR0.81倍の株価水準は市場平均並み。 株価は中期的に非常に安定しており、年間を通して3,000-3,300円と1割くらいしか価格が変動していない。 流動性はないにもかかわらず、不思議と今まではいずれもほぼ割れておらずなんとか分売価格を保っている。 かといって短期で利益が出る銘柄ではないため、中長期前提で保有する場合に仕込むにはいい水準かもしれない。 どうせ11月頃に分売実施をするような感じがするので、分売で仕込んで9月配当権利で売る作戦は悪くなさそう。 5/27追記: 発表日から横ばいだが、ザラバ引けとなっていることから買い板を基準とした割引率は2.2%程度しかない。 流動性もまったく改善しておらず、大きく割れることもないが3,000円前後の寄りでリスクに見合った利益はない。 前回の分売後も1ヶ月程度は分売価格でもみ合いとなったように同じような展開になるのではないか。 前述のように中長期狙いで仕込んでおくには悪くない水準ではあるので、そのつもりなら参加しても良さそう。 |