スターフライヤーの立会外分売分析

当社は、機動的な資本政策の一環として新株予約権を投資事業有限責任組合IXGS III号に対して発行しておりますが、足元の経営環境等を勘案し、2022年3月期末までに資本増強を図る必要があると判断し、同組合に対し同新株予約権の行使を依頼しました。当社は、同組合から、同新株予約権の行使により交付される当社普通株式の売却意向を受けたため、検討の結果、当社株式の流動性の改善を目的として実施するものです。

当社は2021年3月9日にA種種類株式及びB種種類株式による自己資本の増強とともに機動的な資金調達を目的として新株予約権を発行しました。また、その発行に当たって、アドバンテッジアドバイザーズ株式会社と2020年12月25日付で締結した、売上拡大支援、コスト削減支援、組織基盤向上に向けた諸施

策の検討・支援を内容とした事業提携契約に基づき、同社からの経営支援を受けることにより、経営管理体制の改善等を通じた収益体質の強化に取り組んでおります。（これらの詳細については2020年12月25日のプレスリリースの内容をご参照ください。）

アドバンテッジアドバイザーズ株式会社は、本立会外分売の分売人である投資事業有限責任組合IXGS III号へコンサルティング等のサービスを提供しております。同社との事業提携契約については、今後も継続する予定です。また、同社からは、投資事業有限責任組合IXGS III号が保有するA種種類株式については、今後も継続保有方針である旨伺っており、同社の中長期的な目線での支援の下、引き続き経営改善・財務基盤強化に取り組んでまいります。

25日実施の分売が売れ残ったためか、再実施4週間ルールから除外される売れ残りの再実施がいきなり告知されている。

やはり決算月である3月末の資本増強を少しでも足しにしたいためなのかなりふり構っていられない様子が伺える。

ちょうど直近ではハウスフリーダムが翌日に再実施した事例があるが、あれでさえ耐えているところからこの株数ならなんとかといった感じもするが同値近辺がいいとこであろう。

良くも悪くも優待権利日であるためそれ目当ての実需は一定数見込めるだろうが、逆に先日の分売損切り売りも出そう。

とりあえず権利落ちが酷そうなことは容易に想像できるため、参加するにしても権利は持ち越さない方が無難そう。

利益は出るかもしれないが、これに時間と手間を費やすよりも優待権利取りに資金を振り向けた方が合理的と思われる。