スターフライヤーの立会外分売分析

銘柄名 9206】 スターフライヤー
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 当社の資本増強とこれに伴う当社株式の流動性向上をはかるため。

当社は、機動的な資本政策の一環として新株予約権を投資事業有限責任組合IXGSⅢ号に対して発行しておりますが、足元の経営環境等を勘案し、2022年3月期末までに資本増強を図る必要があると判断し、同組合に対し同新株予約権の行使を依頼しました。

当社は、同組合から、同新株予約権の行使により交付される当社普通株式の売却意向を受けたため、検討の結果、当社株式の流動性の改善を目的として実施するものです。

当社は2021年3月9日にA種種類株式及びB種種類株式による自己資本の増強とともに機動的な資金調達を目的として新株予約権を発行しました。

また、その発行に当たって、アドバンテッジアドバイザーズ株式会社と2020年12月25日付で締結した、売上拡大支援、コスト削減支援、組織基盤向上に向けた諸施策の検討・支援を内容とした事業提携契約に基づき、同社からの経営支援を受けることにより、経営管理体制の改善等を通じた収益体質の強化に取り組んでおります。

(これらの詳細については2020年12月25日のプレスリリースの内容をご参照ください。)

アドバンテッジアドバイザーズ株式会社は、本立会外分売の分売人である投資事業有限責任組合IXGSⅢ号へコンサルティング等のサービスを提供しております。

同社との事業提携契約については、今後も継続する予定です。

また、同社からは、投資事業有限責任組合IXGSⅢ号が保有するA種種類株式については、今後も継続保有方針である旨伺っており、同社の中長期的な目線での支援の下、引き続き経営改善・財務基盤強化に取り組んでまいります。

スケジュール

発表日 2022/03/17 (木)
予定期間 2022/03/25 (金) ~ 2022/03/29 (火)
実施日 2022/03/25 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,715 円
分売枚数 2,400 枚 前日終値 2,602 円
申込上限 30 枚 分売価格 2,498 円
PER - 倍 割引率 -4.00 %
PBR -5.79 倍 発表日比 -7.99 %

株式情報

発行済株数 2,865,640 株 時価総額 7,158 百万円
浮動株数 945,661 株 浮動株総額 2,362 百万円
分売株数 143,200 株 分売総額 358 百万円
前日出来高 28,200 株 出来高/分売数 19.69 %
対株式数比 5.00 % 浮動株比率 33.00 %
対浮動株比 15.14 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに30枚程度と流動性に乏しい。

コロナショックの影響ももっとも受けていると思われる航空業界にあり、去年は増資でなんとか債務超過は回避したものの現在も大赤字で自己資本を食い潰している状況にある。

決算期間近であるため期末間近に少しでも新株予約権を行使して資本増強したいところであるが、この程度を行使しても払込金額は3億円足らずとほぼ焼け石に水ではないか。

今期業績予想は非開示であるが大赤字確定であり、優先株が存在するため普通株式の1株純資産もマイナスと参考指標がなにひとつまともに機能しておらず評価できない。

年間配当は無配。株主優待は3,9月権利で優待券3枚の設定があり、流通相場での年間利回りは2%程度となる。

仮に来期以降で業績が急回復したとしても、潜在株式による希薄化が最大210%あるため以前の株価は期待できない。

銘柄としての状態は鴨川グランドホテルの分売と似たようなものであり、あれよりも値嵩株で流動性が劣るということであれば自ずと参加する必要性がまったく感じられない。

三京化成ですらざわざわ損しても参加したい物好きがいたため完売したが、これは完売するのかどうか興味深い。

3/24追記:

発表日より100円程度売り込まれており、割引率4%で分売価格は直近安値以下で一定の誠意は見えるが物足りない。

流動性もあまり改善しておらず、買い板も薄いため値嵩株ということも相まって売り需要を吸収できるか微妙な線。

一応は3月優待権利前となるものの、良くて分売価格近辺での寄り付きで参加メリットはほぼなさそうな感じがする。

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