プラネットの立会外分売分析
銘柄名 | 【2391】 プラネット |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 東京証券取引所の市場区分見直しに関して、スタンダード市場における流通株式比率の基準を充たすべく、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2022/03/14 (月) |
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予定期間 | 2022/03/24 (木) ~ 2022/03/29 (火) |
実施日 | 2022/03/24 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,420 円 |
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分売枚数 | 2,800 枚 | 前日終値 | 1,414 円 |
申込上限 | 40 枚 | 分売価格 | 1,358 円 |
PER | 27.77 倍 | 割引率 | -3.96 % |
PBR | 13.31 倍 | 発表日比 | -4.37 % |
株式情報
発行済株数 | 6,632,800 株 | 時価総額 | 9,007 百万円 |
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浮動株数 | 411,234 株 | 浮動株総額 | 558 百万円 |
分売株数 | 120,000 株 | 分売総額 | 163 百万円 |
前日出来高 | 4,600 株 | 出来高/分売数 | 3.83 % |
対株式数比 | 1.81 % | 浮動株比率 | 6.20 % |
対浮動株比 | 29.18 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は50枚程度、出来高は1桁前後と流動性に乏しい。 元の成り立ちが日用雑貨業界各社の共同出資で成り立っていることもあり、特定株が多いため移行基準日時点における流通株式比率は18.4%程度しかない。 スタンダード市場の25%を満たすには今回の分売程度では焼け石に水であり、さらに6%程度を売却する必要がある。 今期業績は売上高+1%、営業利益-4%と減益予想であり、2Q時点での進捗率は52%と概ね順調そう。 年間配当は42円で利回りは2.9%ほど。株主優待はない。 PER19.2倍、PBR1.86倍の株価水準は市場平均並み。 株価は過去1年で1,400-1,550円とわずか10%ほどしか株価変動がなく流動性の割にはボラティリティは非常に低い。 現状の流動性のままであれば分売数量を捌ききれるとは考えづらく、分売価格を割り込んで始まる可能性が高い。 銘柄としても特筆すべき点もなく、参加メリットがまるで見当たらないため順当に見送り方向で問題なさそう。 3/23追記: 株価は発表日からあまり変化はないが、4%割引も相まって分売価格はほぼ直近の底値付近と一定の値ごろ感はある。 とはいっても流動性は改善しておらず、この分売数量では寄り付きは分売価格近辺がやっとではないだろうか。 7月決算であるため配当目当ての買い需要も期待できず、むしろ売り圧力に押されて浮上しなそうな感じもする。 |