カネミツの立会外分売分析
銘柄名 | 【7208】 カネミツ |
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市場 | 東証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向を受け、当社として検討した結果、立会外分売により当社株式の流動性向上および株主数増加を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2022/02/24 (木) |
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予定期間 | 2022/03/04 (金) ~ 2022/03/08 (火) |
実施日 | 2022/03/04 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 740 円 |
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分売枚数 | 1,800 枚 | 前日終値 | 733 円 |
申込上限 | 30 枚 | 分売価格 | 711 円 |
PER | 59.41 倍 | 割引率 | -3.00 % |
PBR | 3.37 倍 | 発表日比 | -3.92 % |
株式情報
発行済株数 | 5,129,577 株 | 時価総額 | 3,647 百万円 |
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浮動株数 | 1,128,507 株 | 浮動株総額 | 802 百万円 |
分売株数 | 119,200 株 | 分売総額 | 85 百万円 |
前日出来高 | 4,900 株 | 出来高/分売数 | 4.11 % |
対株式数比 | 2.32 % | 浮動株比率 | 22.00 % |
対浮動株比 | 10.56 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は50枚、出来高10枚程度と流動性は低い。 2021年3月以来1年ぶり2回目の分売実施となっている。 特段の分売の必要性はなく、スタンダード市場への移行も支障ないたため株主構成的に持ち合い株式の売却と思われる。 今期業績は売上高+31%、営業利益黒字転換を見込んでいるものの3Q時点での進捗率は51%と芳しくない。 年間配当は27円で利回りは3.6%ほど。株主優待として3月権利でクオカード500円の設定があり総合利回り4.3%ほど。 PER10.1倍、PBR0.40倍の株価水準は割安感があるが、前述のとおり業績未達懸念があるため参考程度としたい。 株価は過去1年ほど700-800円の比較的狭いレンジで安定して取引されているため700円割れで決まれば値ごろ感が出る。 前回は値決めが釣り上げで微妙だったもののなんとか同値近辺での寄りで持ちこたえているが、短期筋の参加が多いと割れて始まってもおかしくないような状況。 バリュー株ということで潜在的な買い需要はあるかもしれないが、地味銘柄であるため中期保有前提での参加か。 手頃な株価で3月優待取り需要も見込めるかもしれないが、短期勝負には向いていなく見送り方向でもよさそう。 3/3追記: 株価は相変わらずの安定感がありあまり下落していないが、分売価格は年初来安値以下と一定の値ごろ感はある。 ただ流動性は相変わらずのままであり、参加者が多ければ同値近辺で手数料負けくらいの寄りになりそうな気がする。 大きく割れることもなさそうだが参加メリットは限定的であり、よほど気配が良くなければ見送りが無難そう。 |