BCCの立会外分売分析
銘柄名 | 【7376】 BCC |
---|---|
市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2022/02/14 (月) |
---|---|
予定期間 | 2022/02/25 (金) ~ 2022/03/02 (水) |
実施日 | 2022/02/25 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,122 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 300 枚 | 前日終値 | 891 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 864 円 |
PER | 56.18 倍 | 割引率 | -3.03 % |
PBR | 2.00 倍 | 発表日比 | -22.99 % |
株式情報
発行済株数 | 1,106,480 株 | 時価総額 | 956 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 284,365 株 | 浮動株総額 | 246 百万円 |
分売株数 | 40,000 株 | 分売総額 | 35 百万円 |
前日出来高 | 36,700 株 | 出来高/分売数 | 91.75 % |
対株式数比 | 3.62 % | 浮動株比率 | 25.70 % |
対浮動株比 | 14.07 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
---|---|---|---|
評価コメント | ※ザラバ中発表のため、発表日終値は直前約定値
板・出来高ともに50枚程度と流動性は低い。 2021年7月に東証マザーズに上場しており、タイミング的には180日ロックアップ解除で大株主からの売却とみられる。 特段分売の必要性もなさそうだが、時価総額14億円足らずで流通株式時価総額は7億円程度とあまり余裕はない。 株価が1,000円を割り込むとグロース市場の上場維持基準に抵触するため優待新設など株価対策が必要と思われる。 今期業績は新収益基準適用により単純比較できないが、売上高+15%、営業利益+10%を見込んでいる。 年間配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。 PER9.55倍、PBR1.66倍と新興市場の割高感はない。 株価は初値を付けてから高値4,000円台から一貫して下落しており、現在では3割引の1,200円近辺で取引されている。 分売数量の絶対数は少ないためなんとかなりそうだが、飛び飛びの板を見ると値決め次第で微妙な案件となりうる。 売り時を逃すと逃げ場がなくなりそうな気もするため、短期勝負前提で値決めと流動性次第での参加判断としたい。 2/24追記: 発表日より2割近く売り込まれており、分売価格は上場来安値を下回っての値決めとなっており一定の値ごろ感はある。 流動性は若干マシになっているものの買い板は心許ないままであり、不安定な市況も相まって安心とは言い難い。 この枚数ではどうせ心配するだけ無駄な案件ではあるが、朝の気配が良ければ打診程度に参加を検討としたい。 |