ハウスフリーダムの立会外分売分析
銘柄名 | 【8996】 ハウスフリーダム |
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市場 | 福証Qボード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2022/02/10 (木) |
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予定期間 | 2022/02/18 (金) ~ 2022/02/22 (火) |
実施日 | 2022/02/18 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 624 円 |
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分売枚数 | 4,100 枚 | 前日終値 | 611 円 |
申込上限 | 20 枚 | 分売価格 | 593 円 |
PER | 16.61 倍 | 割引率 | -2.95 % |
PBR | 2.25 倍 | 発表日比 | -4.97 % |
株式情報
発行済株数 | 4,110,000 株 | 時価総額 | 2,437 百万円 |
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浮動株数 | 361,680 株 | 浮動株総額 | 214 百万円 |
分売株数 | 200,000 株 | 分売総額 | 119 百万円 |
前日出来高 | 4,000 株 | 出来高/分売数 | 2.00 % |
対株式数比 | 4.87 % | 浮動株比率 | 8.80 % |
対浮動株比 | 55.30 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに50枚程度と流動性は低い。 2021年11月に続き3ヶ月ぶり2回目の分売となっている。 前回は筆頭株主で創業家の山西みき子氏からの売却だったが、株数も同数なことから同様な売却目的と考えられる。 前期業績はウッドショックや設備供給逼迫などの影響により2割ほど下方修正して着地している。今期は売上高+9%、営業利益+18%を見込んでいるもののあまり楽観はできない。 年間配当は40円で利回りは6.7%ほど。株主優待はない。 PER7.97倍、PBR0.90倍の株価水準は割安感がある。 配当利回り6%超の高配当バリュー株ということで潜在的な需要は期待できそうだが、地方市場かつ景気循環株であるため短期的にはやはり需給に押される可能性が高い。 特に福証案件ではとある事情により前回みたく寄りまでに配分がない可能性が高く、早売り合戦に勝てる自信がないのであれば手出ししない方が無難ではないかと思われる。 なお前回も当然のごとく配分は寄り後で、幻のSQのように誰もその価格で売れなかったにも関わらず四本値だけを見て好調と勘違いした参加者層が増えることが懸念されるところ。 2/17追記: 相変わらず流動性は低いままだが、分売価格は過去1年間の安値以下というのは一定の評価ができるところ。 福証の闇鍋状態の板と配分時間を踏まえると万人向きでないが、さすがにバリュー株で配当利回り6.7%となると一定の買い需要は期待できるものと考えられる。 ただそれでもザラバでいくらでも買えそうな状況であり、これだけ高配当であれば分売で売却する必要もないだろうという点を踏まえると業績面はあまり信用はできない。 短期的にはおすすめできないが、中長期目的で多少の含み損は許容ということであれば参加してもいいかもしれない。 |