シー・エス・ランバーの立会外分売分析

銘柄名 7808】 シー・エス・ランバー
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 分売人より一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2022/01/14 (金)
予定期間 2022/01/25 (火) ~ 2022/01/27 (木)
実施日 2022/01/25 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 3,265 円
分売枚数 900 枚 前日終値 3,110 円
申込上限 10 枚 分売価格 3,032 円
PER 5.94 倍 割引率 -2.51 %
PBR 12.01 倍 発表日比 -7.14 %

株式情報

発行済株数 1,834,500 株 時価総額 5,562 百万円
浮動株数 293,520 株 浮動株総額 890 百万円
分売株数 60,000 株 分売総額 182 百万円
前日出来高 98,400 株 出来高/分売数 164.00 %
対株式数比 3.27 % 浮動株比率 16.00 %
対浮動株比 20.44 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は100枚程度、出来高500枚程度と流動性は高い。

社長の資産管理会社と一族で発行済株式の50%を保有している典型的なJASDAQ上場企業であり、プライム市場の規模でもなく単純に株価高騰に伴う売却目的ではないかと思われる。

ウッドショックの長期化に伴う価格転嫁により利潤の確保が奏功し、同日に通期業績予想を大幅に上方修正している。

年間配当は80円で利回りは2.4%ほど。株主優待はない。

PER2.85倍、PBR1.32倍の株価水準は十分に割安感がある。

株価は10月頃まで2,000円前後だったが、業績予想の上方修正と増配サプライズで一時4,000円近くまで急騰してからは反落しており、現在は3,000円台で取引されている。

分売数量もさほど多いわけでもなく、これだけの好決算銘柄であれば潜在的な買い需要は十分に期待できると思われる。

値嵩株ではあるが、新興銘柄と違った割高さもなくまだ十分に買える水準にあることから、値決めまでにあまり急騰しすぎないことを条件に参加方針で問題なさそう。

新年一発目の案件であるため好調な展開を期待したい。

1/24追記:

発表翌日には大幅に高騰していたが、幸いにして発表日終値以下の水準まで売り込まれているのは評価できる。

割引率はやや渋いものの、分売価格は年初来安値近辺であり節目の3,000円あたりでは一定の買い需要はありそう。

流動性もこれだけ向上していればこの分売数量は十分に捌けそうであり、安定した利益を見込める案件になりそう。

ただ目先の新興市場は不安定であり、短期勝負なら問題なさそうだが朝の市況は確認してからが無難と思われる。

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